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DAVE CLARK FIVE 1967-1970 20 BEST SONGS [DAVE CLARK FIVE]

今回は1967年から1970年までのベスト10です。
一部例外も含まれていますが・・・(苦笑)

まずは10位からです。

10位 SHA-NA-NA HEY HEY KISS HIM GOODBYE
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(ベスト盤『GLAD ALL OVER AGAIN』に収録)

いきなり掟破りの一曲です(笑)
これはDC5名義ではなく、DAVE CLARK & FRIENDS名義の曲です。
しかもこの曲のリリースは1972年です。
ちっとも1967年から70年までのランキングになっておりません(汗)

ご存知かとは思いますが、この曲はSTEAMというアメリカのグループのカバーです。
曲の良し悪しは別にして、ここで特に素晴らしいのは何といってもMIKE SMITHのヴォーカルです。
少々クドイようですが、彼はブリティッシュ・ロックを代表するヴォーカリストだと断言出来ます。

(音声ファイルは近日中に削除します)

9位 A LITTLE BIT NOW
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(US盤『EVERYBODY KNOWS』に収録、全米65位)

この時期のDC5はホーン・セクションを前面に押し出した曲が多くなっていました。
これもそんな一曲です。
分厚いホーンの音とファズ・ギターの音にも負けないMIKE SMITHのド迫力シャウト・ヴォーカルが光ります。

8位 YOU DON'T PLAY ME AROUND
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(US盤『YOU GOT WHAT IT TAKES』に収録)

初期の頃を思い起こさせる秀逸なバラードです。
MIKE SMITHのしっとりとしたヴォーカルと、DENNY PAYTONのサックスがいい雰囲気を醸し出しています。

7位 THE RED BALLOON
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(UK盤『5 BY 5』に収録、全英7位)

DC5にはちょっと珍しいサイケ調の楽しい曲です。
この曲のリード・ヴォーカルはギターのLENNY DAVIDSONです。
MIKE SMITHはバックで合いの手&シャウトをしていますが、それだけで主役を完全に食っています(笑)
こんな芸当が他に出来るのはSTEVE MARRIOTTだけでしょう(笑)

6位 YOU MOST HAVE BEEN A BEAUTIFUL BABY
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(US盤『EVERYBODY KNOWS』に収録、全米35位)

これも大々的にホーン・セクションをフィーチャーした曲です。
この曲はドラマチックな展開が魅力的です。
勿論、MIKE SMITHの歌唱も素晴らしい!

5位 RUNNING AWAY FROM LOVE
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(UK盤『SMITH & D'ABO』に収録)

掟破りどころか、完全に反則ですね(笑)
これはMIKE SMITHと元MANFRED MANNのヴォーカリストであったMICHAEL D’ABOとの共演アルバムからの一曲です。
私はこのアルバムが大好きなので強引にランキングに加えてみました(汗)
ちなみに本作のリリースは1976年です。
DC5の解散から6年も経っています(苦笑)

この曲でのMIKE SMITHの歌唱はDC5時代と違いとてもリラックスしています。
大人の雰囲気のMIKE SMITHもいいものですよ!

蛇足ですが、このアルバムはMICHAEL D’ABOが好きな方にも存分に楽しめる内容だと思います。
数年前にはCD化されていたので中古市場で容易に見つかるはずです。
このアルバムは”買い”ですよ!

4位 DOCTOR RHYTHM
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(US盤『YOU GOT WHAT IT TAKES』に収録)

これはガレージ風味のカッコいい曲です。
ガレージ風味とはいっても、曲のベースはR&Bです。
ここでの主役も最高のブルー・アイド・ソウル・シンガーであるMIKE SMITHです。

60年代後半のDC5は何かと軽く見られがちですが、こんなカッコいい曲もやっていたのです。

続いてベスト3です!

3位 CONCENTRATION BABY
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(US盤『EVERYBODY KNOWS』に収録)

この曲は大ヒット・シングル「EVERYBODY KNOWS」(全英2位)のB面として発表されました。
甘~いA面にウットリとした乙女の心を見事に粉砕するような(笑)ガレージR&Bナンバーです。
このデタラメともいえるギャップの大きさが、この時期のDC5の魅力でもあります(笑)

勿論、ここでもMIKE SMITHのヴォーカルが目立っています。
WILSON PICKETTもビックリの超絶シャウト・ヴォーカルです。
それと、MIKE SMITHによるチープなオルガンの音もいい味を出しています(笑)

2位 YOU GOT WAHT IT TAKES
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(US盤『YOU GOT WAHT IT TAKES』に収録、全英28位、全米7位)

私が初めて買ったUKオリジナル盤(『EVERYBODY KNOWS』)の一発目がこの曲でした。
私がオリジナル盤の世界に迷い込んでしまったのはこの曲のせいです(笑)

この曲の突き抜けるようなホーンの音や、体の中心に響いてくるリズム・セクションの音・・・、何から何まで衝撃的でした。

そして、一番ショックを受けたのは、やっぱりMIKE SMITHのヴォーカルでした。
実に気持ち良さそうに熱唱するMIKE SMITHは最高です!

1位 RETURN MY LOVE
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(UK盤『5 BY 5』に収録)

DC5最後の”ラウド”な曲です。
ピアノによる印象的なリフと、バックで鳴り響くサックス、DAVEのいつもながらのドタバタしたドラム(笑)、そして何よりもMIKE SMITHの強力なヴォーカルが最高です!
この曲はドラマチックなメロディーと騒々しいサウンドが同居しています。
私は何だかんだ言っても、こういったDC5が好きなのです。

なんだかDC5というよりも、MIKE SMITHのベスト10になってしまいましたね(苦笑)

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以上が去年書いた記事ですが、今なら順位が全く違ってくると思います。
多分UKアルバム『IFSOMEBODY LOVES YOU』の収録曲もランキングに入るはずです。
それらを含めた最新版(?)も近いうちに記事にしたいと思います。

そんなの誰も期待していないかな?(苦笑)

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コメント 2

へどろん

いやぁ、昨日に続き、この辺になると数曲除いて知らないのばっかりな駄目な僕です、うふ♪
やっぱ再発してもらわないとダメっすね、うん。
社長さん!ここ見てます!?このpoposukeさんの情熱を!、ねぇ…うふふ♪
by へどろん (2009-10-13 23:08) 

poposuke

へどろんさん おはようございます

この時期の曲はあまり知られていないのが多いと思いますよ。
全曲知っておられる方はDC5マニアだと思います(笑)

>社長さん!ここ見てます!?このpoposukeさんの情熱を!

ここでは社長さんをダシに使って変なことばかり書いているので、実際に見られるとこれまで以上に頑なになってしまいそうで怖いです(笑)
by poposuke (2009-10-14 07:09) 

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