HOLLIES "BUTTERFLY" [BRITISH BEAT]
このブログでHOLLIESを取り上げるのは『WOULD YOU BELIEVE?』以来でしょうか・・・
本作は1967年にリリースされましたが、残念ながらチャート入りを逃してしまいました。
また、本作を最後にオリジナル・メンバーであるGRAHAM NASHがグループを脱退してしまいます。
そんな本作ではありますが、これはかなりの傑作です!
本作に収録されている全ての曲が傑作だとは思いませんが、冒頭を飾る「DEAR ELOISE」や、それに続く「AWAY AWAY AWAY」、TONY HICKSが歌うほほ笑ましい「PEGASUS」、典型的なHOLLIES流ポップ・チューン「STEP INSIDE」などなど、本作には実にカラフルで素晴らしいサイケ・ポップ・ナンバーが目白押しです。
本作は同時期にリリースされたZOMBIESの『ODESSEY AND ORACLE』や、MANFRED MANNの『MIGHTY GARVEY』などと並ぶ英国サイケ・ポップの大名盤だと思います。
また、私が所有しているのはステレオ盤ですが、前作『EVOLUTION』の適当ステレオ・ミックスとは違いサイケ時代に相応しいしっかりとしたステレオ・ミックスが施されています。
さすがはアビー・ロード・スタジオ録音、音質も極めて良好です。
ここまでは褒めてばかりいますが、実はこのアルバムのことをあまり好きになれずにいます・・・
で、このアルバムのどこが気に入らないのかというと、内容云々ではなくジャケットの気色悪さです。
このジャケットの絵はタイトルにあるように”蝶”のつもりなのでしょうが、私にはどうしても蛾に見えます。
しかも、化け物の蛾です。
まだモスラなら可愛げもありますが、これではダメです。
それでもこれよりはマシですが・・・
あくまで個人的な見解ですが、HOLLIESは最もジャケット・センスが悪いビート・グループだと思います。
彼らのジャケットの多くは妙に地味だったり、ダサかったり、カッコ悪かったりします。
しかし、彼らにはこんなに素晴らしいジャケットもあります。
あとは大体ダメですね・・・
少しマシなのは『EVOLUTION』くらいでしょうか。
私が所有しているのはUKオリジナルのステレオ盤です。
レーベルはBEATLESと同じ“YELLOW PALOPHONE”ラベルです。
マトリックスはA面が1、B面が2です。タックス・コードは“KT”刻印です。
ジャケットはGARROD & LOFTHOUSE社製で、表のみがラミネート・コーティングされています。
裏は取り出し口を除く3辺が折り返されています。
はっきり憶えていませんが、このアルバムの購入金額は5000~6000円くらいだったと思います。
このアルバムはHOLLIESの中では人気が高い(?)ためか、専門店などではわりと高く売られているようです。
おまけの動画です。このアルバムの頃のHOLLIESです。
本作は1967年にリリースされましたが、残念ながらチャート入りを逃してしまいました。
また、本作を最後にオリジナル・メンバーであるGRAHAM NASHがグループを脱退してしまいます。
そんな本作ではありますが、これはかなりの傑作です!
本作に収録されている全ての曲が傑作だとは思いませんが、冒頭を飾る「DEAR ELOISE」や、それに続く「AWAY AWAY AWAY」、TONY HICKSが歌うほほ笑ましい「PEGASUS」、典型的なHOLLIES流ポップ・チューン「STEP INSIDE」などなど、本作には実にカラフルで素晴らしいサイケ・ポップ・ナンバーが目白押しです。
本作は同時期にリリースされたZOMBIESの『ODESSEY AND ORACLE』や、MANFRED MANNの『MIGHTY GARVEY』などと並ぶ英国サイケ・ポップの大名盤だと思います。
また、私が所有しているのはステレオ盤ですが、前作『EVOLUTION』の適当ステレオ・ミックスとは違いサイケ時代に相応しいしっかりとしたステレオ・ミックスが施されています。
さすがはアビー・ロード・スタジオ録音、音質も極めて良好です。
ここまでは褒めてばかりいますが、実はこのアルバムのことをあまり好きになれずにいます・・・
で、このアルバムのどこが気に入らないのかというと、内容云々ではなくジャケットの気色悪さです。
このジャケットの絵はタイトルにあるように”蝶”のつもりなのでしょうが、私にはどうしても蛾に見えます。
しかも、化け物の蛾です。
まだモスラなら可愛げもありますが、これではダメです。
それでもこれよりはマシですが・・・
あくまで個人的な見解ですが、HOLLIESは最もジャケット・センスが悪いビート・グループだと思います。
彼らのジャケットの多くは妙に地味だったり、ダサかったり、カッコ悪かったりします。
しかし、彼らにはこんなに素晴らしいジャケットもあります。
あとは大体ダメですね・・・
少しマシなのは『EVOLUTION』くらいでしょうか。
私が所有しているのはUKオリジナルのステレオ盤です。
レーベルはBEATLESと同じ“YELLOW PALOPHONE”ラベルです。
マトリックスはA面が1、B面が2です。タックス・コードは“KT”刻印です。
ジャケットはGARROD & LOFTHOUSE社製で、表のみがラミネート・コーティングされています。
裏は取り出し口を除く3辺が折り返されています。
はっきり憶えていませんが、このアルバムの購入金額は5000~6000円くらいだったと思います。
このアルバムはHOLLIESの中では人気が高い(?)ためか、専門店などではわりと高く売られているようです。
おまけの動画です。このアルバムの頃のHOLLIESです。
いやぁ、これを5〜6千円ですか!
う〜ん、買い物上手っすね。
自分はこのレコ探してた時、五桁の高いオリジナル盤しかなかなか見ませんでした。
それでも、そのうちしょぼい再発アナログに出会い、やれやれでしたが。
英国サイケポップの名盤っていうのは同感ですね!
これの前作、前々作も好きですけど♪
by へどろん (2009-05-30 00:17)
これ最近デジパックのやつを買いました!
ホリーズは初めてだったんですが、いわゆるソフトロックよりは激しく、コーラスワークもしっかりしていて、サイケなビートルズを聴いている気分になりました。
他の作品も聴いてみたいです。
アビーロードスタジオでのライブ盤はよく見かけるのですがね。
by ryo (2009-05-30 03:16)
へどろんさん おはようございます
このアルバムは人気があるみたいですけど、私が見かけるのは一万円以下の物が多いです。
どちらかといえばHOLLIESのUKオリジナル盤はわりと安いことが多いように感じます。
そうでもないかな?(笑)
>英国サイケポップの名盤っていうのは同感ですね!
>これの前作、前々作も好きですけど♪
アルバムの完成度の高さで言えば本作の出来が一番だと思うのですが、個人的によく聴くのは前作や前々作の方です。
これはジャケットの差かな?(笑)
by poposuke (2009-05-30 07:04)
ryoさん おはようございます
デジパックのCDというとEMI100周年のやつですね。
あのシリーズは音も良いですし安くてお買い得だと思います♪
60年代のHOLLIESなら、どのアルバムを聴いても大きなハズレはありません。
ジャケットはダサいのが多いですけど(苦笑)
個人的にオススメなのが2nd、5th、6thです。
デジパックCDの中古なら結構安く購入可能だと思いますよ♪
by poposuke (2009-05-30 07:11)
最近購入したシングル盤のスリーブの裏広告で
BEATLESの”Sgt. Pepper's ~”とHOLLIESの”BUTTERFLY”
が掲載されていました。ブリテッシュ・ビート初心者の私はあまり気に
留めていなかったのですが、popsukeさんの記事で、1967年に発売
されたこの二つのアルバムの意味(サイケ)が理解できました。勉強に
なりました。
しかし、内容はいいのにジャケが。。。というアルバムは有名どころでは
僕的には、BEATLESの『HELP』です。”人文字”全然HELPではない
ですし。サウンドトラックという位置付けもあるのでしょうが。。。
by may_r (2009-05-30 07:45)
may_rさん おはようございます
このアルバムも『SGT. PEPPER'S』と同様、アビー・ロード・スタジオでほぼ環境下で制作されました。
ある意味、『SGT. PEPOER'S』と表裏一体みたいな感じのアルバムですが、曲自体の良さやBEATLESを凌駕した鉄壁のコーラス・ワークなどは素晴らしいと思います。
このアルバムは決して”『SGT. PEPOER'S』の弟分”的存在ではありませんよ♪
>内容はいいのにジャケが。。。というアルバムは有名どころでは
僕的には、BEATLESの『HELP』です。
『HELP』はBEATLESの中では最も個性のないジャケットかもしれませんね。
でも、ブリティッシュ・ビートのアルバムにはそれ以上にダサいジャケがいっぱいありますよね。
そのうち、そんなジャケを集めた特集記事でもやろうと思っています(笑)
by poposuke (2009-05-30 08:52)
はじめまして。数日前よりこちらのブログを拝見させてもらっています♪
ホリーズ大好きです。UKイエロー・パーロフォン盤もゆっくりと集めていますが、
『バタフライ』と前作『』はまだ持ってないんです。
いや~ここのブログは購物意欲が掻き立てられますね~(^_^)
私も60sブリティッシュ好きですが、ブログでは手持ちのレコードやCDの中から、
ジャンル問わず色々なものを紹介しています。
またちょくちょく寄らせてもらって、色々と参考にさせて下さい!
by FURU (2009-05-30 12:00)
FURUさん はじめまして
FURUさんもブリティッシュ・ビートものがお好きですか!
同好の方のコメントは大歓迎ですよ♪
私もブリティッシュ・ビートが好きですがそれほど詳しい訳ではありません(苦笑)
なので、FURUさんの参考になるようなことは少ないかもしれませんが、気軽に遊びに来て下さいね♪
私もFURUさんのブログを後程訪問させて頂きます!
これからも宜しくお願い致します!
by poposuke (2009-05-30 23:19)
サイケ期のホリーズのアルバムでは『EVOLUTION』よりこっちのほうが好きかもしれません。楽曲の素晴らしさが際立っているんですよね。全曲もシングルカットできそうな完成度です♪
ジャケットいっぱいに広げられた蝶の羽が、聴くものを幻想世界へいざない、周辺をまるで蝶が舞っているかのようなメルヘンな雰囲気を醸し出している傑作。
ホリーズはサイケ期でも素晴らしい♪
by おいどん (2009-06-02 23:48)
おいどんさん こんばんは
個々の楽曲の良さではこのアルバムの出来が一番かもしれませんね♪
ジャケット云々は抜きにして(笑)、ビート・グループらしい勢いのある『EVOLUTION』も個人的にはかなり好きです。
それと、アルバムには未収録ですが、この時期のシングル曲にも秀逸なものが多いですよね!
by ポポスケ (2009-06-03 00:34)