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DAVE CLARK FIVE 1963-1966 20 BEST SONGS 前編 [DAVE CLARK FIVE]

旧ブログからの記事移転もいよいよ最終章です。

これは去年の今頃くらいに書いた記事です。
DC5のランキング企画ですが、年末頃には新たに書き直す予定です。
今の時点でこの記事を書くとすれば、以前とはだいぶ違った内容になりそうなので・・・

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DC5のランキング企画です。

今回はデビューからアメリカに進出し絶大な人気を誇った時期である1963年から66年までのベスト20です。

多くの方はご存知かと思いますが、彼らは数多くの楽曲を残しています。
その中から僅か20曲を選ぶのは至難のワザでした。
そんなわけで今回は泣く泣く「COME HOME」などの有名シングル曲を外してしまいました・・・

あくまでこのランキングは私の自己満足的なものです。
この順位に深い意味はありませんし、明日になったら全く違う順位になっているかもしれません。

まずは20位から11位です。

20位 GOODBYE MY FRIENDS
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(US盤『I LIKE IT LIKE THAT』に収録)

このアルバムからは、「I'LL BE YOURS MY LOVE」か「PLEASE LOVE ME」のどれを選ぼうか迷いましたが、MIKE SMITHへの追悼の意を込めてこの曲にしました。
地味なアルバムの中の地味な曲ですが、なかなかの佳曲だと思います。

19位 ALL NIGHT LONG
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(USベスト盤『MORE GREATEST HITS』に収録)

彼らにはインスト曲も多いのですが、その中でもピカイチなのがコレです。
ジャングル・ビート調のワイルドな曲です。
MIKE SMITHの合いの手シャウト(?)もグッド!

18位 WHO DOES HE THINK HE IS
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(US盤『AMERICAN TOUR』に収録)

アコギからはじまるアップ・テンポの曲です。
これも地味ながらカッコいい曲です。
この『AMERICAN TOUR』というアルバムは捨て曲なしの傑作なのですが、こんな佳曲がさりげなく入っているところがいいですね。
ちなみにこのアルバムは1964年の時点で全曲オリジナルです。

17位 TIL THE RIGHT ONE COMES ALONG
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(US盤『WEEKEND IN LONDON』に収録)

この時期の彼らにはちょっと珍しいフォーキーな曲です。
彼らの曲作りの幅はかなり広いのですが、このような曲も大変魅力的だと思います。
特にMIKE SMITHのしっとりとしたヴォーカルが最高です。
彼の魅力は決してシャウト・ヴォーカルだけではありません!

16位 I WANT YOU STILL
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(US盤『AMERICAN TOUR』に収録)

無条件に楽しいポップな曲。
私は彼らの単純明快でポップな曲に何故か強く魅かれてしまいます。
突然始まり、あっという間に終わってしまう潔さ(?)もいいですね。

15位 STAY
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(US盤『GLAD ALL OVER』に収録)

この曲はほぼ同時期にHOLLIESもカバーしています。
曲そのものの仕上がり具合はHOLLIESの方が上ですが、ヴォーカリストの存在感ではこちらの圧勝です。
勿論、ALLAN CLARKEも私の大好きなヴォーカリストの一人ではあるのですが、MIKE SMITHのド迫力ヴォーカルと比較してしまうとさすがに分が悪いように感じてしまいます。
ごく個人的な見解ですが、MIKE SMITHは英国が誇る最高のブルー・アイド・ソウル・シンガーだと確信しております。

ちなみに、ドタバタしたドラム(笑)を中心としたバックのサウンドも嫌いではありません。
というか、ガレージ風味満点で結構好きです。
スッキリとしたHOLLIESのそれと比べるとカッコ悪いけどね(笑)

14位 ALL OF THE TIME
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(US盤『GLAD ALL OVER』に収録)

私はこの曲が収録されているUS1stをとても気に入っているのですが、この楽しいビート・ナンバーが2曲目に控えているのがミソだと思っております。
彼らはアルバムの1曲目にインパクトのあるシングル曲などを持ってくるのですが、必ず(でもないかな?)2曲目にはこのように質の高い楽曲を入れてきます。
私の勝手な持論ですが、アルバムの1曲目と2曲目がいいと、他の曲がダメでも70%くらいは満足できます。
その辺をちゃんとわきまえているDAVE CLARKのプロデュース能力は流石です。
あくまでもこの時期だけですが・・・(苦笑)

この曲はちょっと変わった作りの一筋縄ではいかないビート・ナンバーです。
このような曲を簡単に作ってしまうのだからDC5は侮れないのです。

13位 SOMETIMES
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(US盤『AMERICAN TOUR』に収録)

ジェントリーなバラードです。
この曲が収録されている『AMERICAN TOUR』には、超有名曲「BECAUSE」が収録されていますが、それに勝るとも劣らない出来の傑作バラードです。
この手のバラードはどうしても「BECAUSE」だけが注目されがちなのですが、こんなに素晴らしい曲もあるのです。
彼らのアルバム収録曲にも、もっと光が当たることを願っています。

12位 CATCH US IF YOU CAN
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(US盤『HAVING A WILD WEEKEND』に収録、全英5位、全米4位)

MONKEESもパクらざるをえなかった(?)傑作です。
私は勿論元ネタであるこっちの方が好きです。
英米共に大ヒットした彼らの代表曲のひとつです。


11位 BECAUSE
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(US盤『AMERICAN TOUR』に収録、全米3位)


日本で一番有名な彼らの曲はコレでしょう。
親しみやすく、どこか胸が切なくなるようなメロディーは日本人好みなのでしょう。
この曲は確かに文句無しの名曲だと思います。

しかし、彼らには他にも素晴らしい曲が沢山あるのです!

というわけで、ベスト10は次回へ続きます。


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コメント 2

へどろん

いやぁ、こういうの見ると、ぜひ社長さんも、こないだのビートルズのリマスター・ボックスみたいなものを出してくれないかなぁ…なんてマジで思ってしまう、ベスト盤しか聴いたことない俺でした。

ああ、まとめて聴きたいっす。

えっと、英仕様と米仕様、アルバム未収の曲はまとめてパスト・マスターズみたいなものにして、おまけに紙ジャケで…なんて、やっぱ無理っすかね?うふ♪
by へどろん (2009-10-10 23:05) 

POPOSUKE

へどろんさん こんばんは

社長さんはかなり商売上手ですけど、DC5については全くヤル気がないみたいですね。
去年出したベスト盤で充分だろ!といった感じでしょうか。

オリジナル・アルバムのCD化は日本の優秀なレコード会社の皆さんに説得してもらうしかなさそうです。
たぶん無理だと思いますけど(苦笑)
でも、BEATLESばりのボックス・セットにしたところで、買う人はどれだけいるんでしょうね!?(笑)

by POPOSUKE (2009-10-11 18:31) 

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