ARTHUR ALEXANDERとブリティッシュ・ビート カヴァー曲編 [BRITISH BEAT]
皆様、あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
さて、お正月気分はここまでです。
早速ですが、去年のARTHUR ALEXANDERについての続きです。
ARTHUR ALEXANDERは60年代初頭を中心にいくつかのヒット曲を出したR&Bシンガーです。
ただ、彼はモータウンやスタックスに所属しているR&Bシンガーとは違い超メジャーとは言い難い存在でした。
それでも彼は英国のミュージシャン達から熱烈に支持されていました。
きっと彼の歌や曲の中には英国のミュージシャン達を惹きつける何かがあったのでしょう。
実際、彼の曲は多くのビート・グループからカヴァーされています。
当時の英国の音楽シーンにおいて、彼が若いミュージシャン達に与えた影響は決して小さくなかったと思います。
そこで、ビート・グループによる代表的なカヴァー曲を3つ取り上げてみたいと思います。
代表的、というよりも私が好きな曲なんですけどね（笑）
ARTHUR ALEXANDERの曲はどちらかといえばマージー・ビートの連中から多くカヴァーされました。
もちろん、その代表はBEATLESです。
前の記事でも少し触れましたけど、JOHN LENNONの彼に対する傾倒ぶりは有名です。
しかし、私にとって”マージー・ビート”のARTHUR ALEXANDERカヴァーといえば、BEATLESよりもGERRY & PACEMAKERSのイメージの方が強いです。
PACEMAKERSはこの記念すべき1stアルバムでARTHUR ALEXANDERの3曲をカヴァーしています。
「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」、「WHERE HAVE YOU BEEN ?」、「YOU'RE THE REASON」の3曲です。
「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」と「WHERE HAVE YOU BEEN ?」はBEATLESも初期のライヴでレパートリーに加えていた曲ですが、「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」なんかはPACEMAKERS版の方が圧倒的に良い出来だと思います。
PCAEMAKERSの3曲の中では、「WHERE HAVE YOU BEEN ?」が一番好きです。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
よく「ANNA」におけるJOHN LENNONの歌唱には艶や色気みたいのものがあると言われます。
それはこのアルバムにおけるGERRY MARSDENの歌唱にもあると思います。
見た目は艶とか色気という言葉と正反対のGERRY MARSDENですが（笑）、熱心にPACEMAKERSを聴いておられる方なら、きっと賛同して頂けると思います！
また、ARTHUR ALEXANDERの歌の中にある物悲しいフィーリングを再現するのもGERRY MARSDENにはお手の物です。
ちなみにBEATLES版「WHERE HAVE YOU BEEN ?」はハンブルグのライヴで聴くことができます。
これはPACEMAKERS版と甲乙付けがたい素晴らしい出来です。
録音状態は最悪ですけどね（苦笑）
ARTHUR ALEXANDERの曲をカヴァーしていたのはリバプール勢だけではありません。
BEATLESの「ANNA」の次に有名なカヴァー曲はコレでしょう！
ROLLING STONESの「YOU BETTER MOVE ON」です。
これはオリジナルにかなり忠実なカヴァーです。
この時期のMIKEの歌唱力・表現力はまだまだ未完成ですが、その”青臭さ”がこの楽曲にはぴったりマッチしていると思います。
ちなみにこの曲は彼らの1stEPに収録されています。
このEPは初期PRETTY THINGSやDOWNLINERS SECTも真っ青なくらいガレージ度が高い内容ですが、その中にこのような甘酸っぱい雰囲気の曲を敢えて入れるセンスや柔軟さが、その後のPRETTY THINGSやDOWNLINERS SECTとの違いになったのだと思います。
数あるブリティッシュ・ビート勢によるARTHUR ALEXANDERカヴァーですが、私が一番好きなのはこの曲です。
DUSTY SPRINGFIELDの「EVERY DAY I HAVE TO CRY SOME」です。
これはもう説明不要です！
この曲は彼女の1stEPに収録されていますが、私は残念ながら未所有です。
今年の目標のひとつはそれを入手することです！
それまではこのCDのボーナス・トラックで我慢します。
他にも優れたカヴァー曲は沢山あると思いますし、もっと彼自身の楽曲にも多くの注目が集まれば良いと思います！
次回は久しぶりに某社長さんを登場させたいと思います。
気が向けばですけど・・・
本年も宜しくお願い致します。
さて、お正月気分はここまでです。
早速ですが、去年のARTHUR ALEXANDERについての続きです。
ARTHUR ALEXANDERは60年代初頭を中心にいくつかのヒット曲を出したR&Bシンガーです。
ただ、彼はモータウンやスタックスに所属しているR&Bシンガーとは違い超メジャーとは言い難い存在でした。
それでも彼は英国のミュージシャン達から熱烈に支持されていました。
きっと彼の歌や曲の中には英国のミュージシャン達を惹きつける何かがあったのでしょう。
実際、彼の曲は多くのビート・グループからカヴァーされています。
当時の英国の音楽シーンにおいて、彼が若いミュージシャン達に与えた影響は決して小さくなかったと思います。
そこで、ビート・グループによる代表的なカヴァー曲を3つ取り上げてみたいと思います。
代表的、というよりも私が好きな曲なんですけどね（笑）
ARTHUR ALEXANDERの曲はどちらかといえばマージー・ビートの連中から多くカヴァーされました。
もちろん、その代表はBEATLESです。
前の記事でも少し触れましたけど、JOHN LENNONの彼に対する傾倒ぶりは有名です。
しかし、私にとって”マージー・ビート”のARTHUR ALEXANDERカヴァーといえば、BEATLESよりもGERRY & PACEMAKERSのイメージの方が強いです。
PACEMAKERSはこの記念すべき1stアルバムでARTHUR ALEXANDERの3曲をカヴァーしています。
「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」、「WHERE HAVE YOU BEEN ?」、「YOU'RE THE REASON」の3曲です。
「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」と「WHERE HAVE YOU BEEN ?」はBEATLESも初期のライヴでレパートリーに加えていた曲ですが、「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」なんかはPACEMAKERS版の方が圧倒的に良い出来だと思います。
PCAEMAKERSの3曲の中では、「WHERE HAVE YOU BEEN ?」が一番好きです。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
よく「ANNA」におけるJOHN LENNONの歌唱には艶や色気みたいのものがあると言われます。
それはこのアルバムにおけるGERRY MARSDENの歌唱にもあると思います。
見た目は艶とか色気という言葉と正反対のGERRY MARSDENですが（笑）、熱心にPACEMAKERSを聴いておられる方なら、きっと賛同して頂けると思います！
また、ARTHUR ALEXANDERの歌の中にある物悲しいフィーリングを再現するのもGERRY MARSDENにはお手の物です。
ちなみにBEATLES版「WHERE HAVE YOU BEEN ?」はハンブルグのライヴで聴くことができます。
これはPACEMAKERS版と甲乙付けがたい素晴らしい出来です。
録音状態は最悪ですけどね（苦笑）
ARTHUR ALEXANDERの曲をカヴァーしていたのはリバプール勢だけではありません。
BEATLESの「ANNA」の次に有名なカヴァー曲はコレでしょう！
ROLLING STONESの「YOU BETTER MOVE ON」です。
これはオリジナルにかなり忠実なカヴァーです。
この時期のMIKEの歌唱力・表現力はまだまだ未完成ですが、その”青臭さ”がこの楽曲にはぴったりマッチしていると思います。
ちなみにこの曲は彼らの1stEPに収録されています。
このEPは初期PRETTY THINGSやDOWNLINERS SECTも真っ青なくらいガレージ度が高い内容ですが、その中にこのような甘酸っぱい雰囲気の曲を敢えて入れるセンスや柔軟さが、その後のPRETTY THINGSやDOWNLINERS SECTとの違いになったのだと思います。
数あるブリティッシュ・ビート勢によるARTHUR ALEXANDERカヴァーですが、私が一番好きなのはこの曲です。
DUSTY SPRINGFIELDの「EVERY DAY I HAVE TO CRY SOME」です。
これはもう説明不要です！
この曲は彼女の1stEPに収録されていますが、私は残念ながら未所有です。
今年の目標のひとつはそれを入手することです！
それまではこのCDのボーナス・トラックで我慢します。
他にも優れたカヴァー曲は沢山あると思いますし、もっと彼自身の楽曲にも多くの注目が集まれば良いと思います！
次回は久しぶりに某社長さんを登場させたいと思います。
気が向けばですけど・・・
poposuke さん
デイヴ・クラーク・ファイヴやビートルズ、ローリング・ストーンズなどの60年代ブリティッシュ・ビートが大好きな40代です。
ここでは、その日に聴いた60年代のレコードやＣＤを中心に、色々なことを書き込んでいきたいと思います。
また、このブログについてのご意見・ご要望などがございましたら、お気軽にコメントをお寄せ下さい。
音楽に関するブログのリンクなども大歓迎です！
オマケのブログ：新・自己満足レコード館
QRコード
xml_xslさん こんばんは
nice!ありがとうございます♪
by POPOSUKE (2011-01-01 23:24)
おはようございます。
ARTHUR ALEXANDERといえば、
やっぱり「ANNA」が真っ先に頭に浮かびます。
THE BEATLESというよりもJOHNの曲として。
あのヴォーカルの艶っぽさ、鳥肌モノです!!
旧年中はありがとうございました。
今年もよろしくお願いします♪
by DEBDYLAN (2011-01-02 10:02)
YOU BETTER MOVE ON・・・NYに行った時に
ミンク・デヴィルのコンサートで観たって事もあり
特に大好きなR&Bです。
今年もガンバって下さい！
by VooDoo-Boogie (2011-01-02 11:37)
DEBDYLANさん あけましておめでとうございます
nice!＆コメントありがとうございます♪
JOHNはARTHUR ALEXANDERをかなり好きだったのでしょうね。
彼のカバー曲ではJOHNが必ずヴォーカルをとっておりますしね！
私はJOHNが歌う曲ではハンブルグ・ライヴで聴ける「WHERE HAVE YOU BEEN ?」が気に入っております♪
これはARTHUR ALEXANDERの自作曲ではありませんが、非常に良い曲だと思います。
本年もまた宜しくお願い致します♪
by poposuke (2011-01-02 22:53)
VooDoo-Boogieさん こんばんは
nice!＆コメントありがとうございます♪
「YOU BETTER MOVE ON」は同時期のR&Bでも少し珍しいタイプの曲ですよね。
この曲はHOLLIESなんかもカバーしていますけど、やっぱりSTONES版が一番好きです。
勿論、ARTHUR ALEXANDERのオリジナル版も好きですよ♪
やはり彼の代表曲はこれでしょう！
＞今年もガンバって下さい！
去年の後半はちょっとサボり気味でしたが（汗）、今年は時間がある限り出来るだけ更新していきたいと思っております。
本年も宜しくお願い致します！
by poposuke (2011-01-02 23:03)
明けまして おめでとう 御座います。どうぞ 本年も 宜しく 御願い 致します。
何時も御覧頂きまして 感謝しております。
by U.N.C.L.E.George (2011-01-03 01:32)
U.N.C.L.E.Georgeさん あけましておめでとうございます
ご訪問＆コメントありがとうございます！
おまけのブログ共々、本年も宜しくお願い致します♪
by poposuke (2011-01-03 01:44)
明けましておめでとうございます。
POPOSUKEさんのブログテーマは私の守備範囲の及ばぬコアな内容となっているので、今後も大いに参考にさせていただきます。
今年もよろしくお願いいたします。
by はじめたろう (2011-01-03 09:42)
はじめたろうさん あけましておめでとうございます
結構怪しい内容の記事も多いので、あまり参考にならないかもしれませんが（笑）、今年はもう少し音楽の幅を広げたいと思っております♪
こちらこそ本年も宜しくお願い致します！
by poposuke (2011-01-04 01:20)
nobodyさん こんばんは
こちらにもnice!ありがとうございました♪
by poposuke (2011-01-04 01:21)