ADAM FAITH WITH THE ROULETTES "TOP OF THE POPS" [BRITISH BEAT]
本作は4曲入りのEPです。
このピクチャー・スリーブとダサいタイトルを見ると、大抵のブリティッシュ・ビート好きな方はスルーしてしまうと思います。
しかし、裏面を見てみると、ブリティッシュ・ビート好きの方なら決して見逃せないクレジットが明記されているのに気付くでしょう。
ADAM FAITHは50年代末から活動している英国人ロッカーです。
彼は60年代初期に数多くのヒット曲を放ち、同世代のCLIFF RICHARDなどに匹敵する人気を得ていました。
そうです、彼は”BEATLES以前”世代の英国人ロッカーなのです。
1963年にBEATLES人気が爆発して、マージー・ビート・ブームが到来すると、（CLIFF RICHARDは別格として）”BEATLES以前”の歌手の人気は徐々に失速しはじめます。
そんな現状を打破すべく、彼は若いビート・グループをバックに付け起死回生を図ります。
そのバック・バンドが本作にもクレジットがあるROULETTESです。
ROULETTESは65年に単独アルバム『STAKES AND CHIPS』をリリースしていることでもお馴染みのビート・グループです。
RUSS BALLARDや、後にKINKSに加入するBOB HENRITもこのグループに在籍していました。
そんな若くてイキのいい彼らが参加した本作は、勢い溢れるマージー・ビート的なサウンドになっています。
上手いんだか下手なんだかよく分からないけれども、イキの良さなら誰にも負けないROULETTESの勢いある演奏に引っ張られるように、ADAM FAITHのロック魂も大爆発しています。
ここでの彼のヴォーカルは絶好調です。
1964年（？）にリリースされたこのEPには、
「THE FIRST TIME」（全英5位）、
「SO LONG BABY」、
「WE ARE IN LOVE」（全英11位）、
「MADE FOR ME」、
の4曲が収録されています。
このEPには、「SO LONG BABY」のような甘ったるい前時代的な曲も含まれていますが、ROULETTES名義での初ヒット曲、「THE FIRST TIME」なんかは、ブリティッシュ・ビート好きの方なら誰しもが気に入ってもらえそうな名曲です。
同じような系統の「WE ARE IN LOVE」も暴走マージー・ビート風でいい感じです。
本作は全体的に好内容のEPだと思います。
また、このメンバーで1965年にリリースされたスタジオ・ライヴ・アルバム、『FAITH ALIVE!』もブリティッシュ・ビート・ファン必聴の隠れ名盤です。
一般的には無視されがちですが、”BEATLES以前”の歌手も決して捨てた物ではありませんよ！
このピクチャー・スリーブとダサいタイトルを見ると、大抵のブリティッシュ・ビート好きな方はスルーしてしまうと思います。
しかし、裏面を見てみると、ブリティッシュ・ビート好きの方なら決して見逃せないクレジットが明記されているのに気付くでしょう。
ADAM FAITHは50年代末から活動している英国人ロッカーです。
彼は60年代初期に数多くのヒット曲を放ち、同世代のCLIFF RICHARDなどに匹敵する人気を得ていました。
そうです、彼は”BEATLES以前”世代の英国人ロッカーなのです。
1963年にBEATLES人気が爆発して、マージー・ビート・ブームが到来すると、（CLIFF RICHARDは別格として）”BEATLES以前”の歌手の人気は徐々に失速しはじめます。
そんな現状を打破すべく、彼は若いビート・グループをバックに付け起死回生を図ります。
そのバック・バンドが本作にもクレジットがあるROULETTESです。
ROULETTESは65年に単独アルバム『STAKES AND CHIPS』をリリースしていることでもお馴染みのビート・グループです。
RUSS BALLARDや、後にKINKSに加入するBOB HENRITもこのグループに在籍していました。
そんな若くてイキのいい彼らが参加した本作は、勢い溢れるマージー・ビート的なサウンドになっています。
上手いんだか下手なんだかよく分からないけれども、イキの良さなら誰にも負けないROULETTESの勢いある演奏に引っ張られるように、ADAM FAITHのロック魂も大爆発しています。
ここでの彼のヴォーカルは絶好調です。
1964年（？）にリリースされたこのEPには、
「THE FIRST TIME」（全英5位）、
「SO LONG BABY」、
「WE ARE IN LOVE」（全英11位）、
「MADE FOR ME」、
の4曲が収録されています。
このEPには、「SO LONG BABY」のような甘ったるい前時代的な曲も含まれていますが、ROULETTES名義での初ヒット曲、「THE FIRST TIME」なんかは、ブリティッシュ・ビート好きの方なら誰しもが気に入ってもらえそうな名曲です。
同じような系統の「WE ARE IN LOVE」も暴走マージー・ビート風でいい感じです。
本作は全体的に好内容のEPだと思います。
また、このメンバーで1965年にリリースされたスタジオ・ライヴ・アルバム、『FAITH ALIVE!』もブリティッシュ・ビート・ファン必聴の隠れ名盤です。
一般的には無視されがちですが、”BEATLES以前”の歌手も決して捨てた物ではありませんよ！
poposuke さん
デイヴ・クラーク・ファイヴやビートルズ、ローリング・ストーンズなどの60年代ブリティッシュ・ビートが大好きな40代です。
ここでは、その日に聴いた60年代のレコードやＣＤを中心に、色々なことを書き込んでいきたいと思います。
また、このブログについてのご意見・ご要望などがございましたら、お気軽にコメントをお寄せ下さい。
音楽に関するブログのリンクなども大歓迎です！
オマケのブログ：新・自己満足レコード館
QRコード
こんにちわ。
ROULETTESは結構好きなのですが、これは知りませんでした。（コレだけでなく、ここで紹介されたものは）オリジナルアナログで聴いてみたいですが、懐が寂しくそうもいきません。、『FAITH ALIVE!』も含めてＣＤ再発されているんでしょうか？
by しみへん (2009-05-13 13:24)
しみへんさん こんばんは
『FAITH ALIVE！』は、『ON THE MOVE』との2イン1でBGOからCD化されておりますよ♪
amazonでは1960円で売られております。
『FAITH ALIVE！』は傑作ライヴなのでオススメできますよ！
『ON THE MOVE』はまあまあです（笑）
このEPの曲については、ベスト盤で聴くことができます！
by poposuke (2009-05-13 23:16)