LONG JOHN BALDRY "LOOKING AT LONG JOHN" [BRITISH BEAT]
LONG JOHN BALDRYはブリティッシュR&Bシーンを代表するシンガーの一人です。
当時のイギリスには所謂”黒っぽい”シンガーは星の数ほど(?)多くいましたが、その”濃厚さ”では彼とCHRIS FARLOWEの二人が双璧であったと思います。
そんな実力派の彼が、ブリティッシュR&Bの名盤であるデビュー作、『LONG JOHN'S BLUES』に続けて発表した2ndアルバムが本作です。
本作は1966年にリリースされましたが、残念ながらチャート入りを逃してしまいました。
本作では1stアルバムでの渋いR&B/ブルース路線からうって変わり、ビッグ・バンドを配したゴージャスな路線へ変化しています。
特にRIGHTEOUS BROTHERSの『YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELIN'」からスタートするA面は全体的にムーディーな雰囲気になっています。
他にWALKER BROTHERSの「MAKE IT EASY ON YOURSELF」など、英国風ウォール・オブ・サウンドともいえる曲がA面に収録されています。
彼ほどの高い実力になると、どんな歌を歌わせようが上手いとは思うのですが、このA面のムーディーな雰囲気は少々退屈に感じてしまいます。
しかし、ノリの良い曲が多いB面になると少し雰囲気が変わってきます。
「KEEP ON RUNNING」のカバーや、THEMもカバーした「TURN YOUR LOVELIGHT」などのアップ・テンポの曲の方が、彼のヴォーカリストとしての持ち味がよく出ているように感じます。
B面冒頭の「STOP HER ON SIGHT(S.O.S)」などにおける渋くて深みのある声は、やはり他のヴォーカリスト達とは一味も二味も違っています。
そのため、私がこのアルバムを聴くときには、いつもB面を中心に聴いています。
私が所有しているのはUKオリジナルのモノラル盤です。
イギリスでのUNITED ARTISTSはEMIからの発売になります。
マトリックスは両面1で、タックス・コードは“KT”刻印です。
ちなみにA面のラベルには”FACTORY SAMPLE”のステッカーが貼ってあります。
ジャケットはGARROD & LOFTHOUSE社製で、表のみがラミネート・コーティングされています。
裏は取り出し口を除く3辺が折り返されています。
付属しているインナーは所謂“EMITEX”です。
ただ、これはオリジナルではないような気がします(差し替えられた?)・・・
どなたかお詳しい方がおられましたらご教示願います!
私はこのアルバムを5000円ほどで購入しました。
このアルバムの相場がどのくらいかはよく分からないのですが、まずまず安く買うことができたと思います。
ちなみに激レアな1stアルバム『LONG JOHN'S BLUES』は、この10倍近い価格で売られていたのを見たことがあります。
LONG JOHN BALDRYは翌67年にPYEレコードへ移籍し、ゴージャス&ムーディー路線を強化した「LET THE HEARTACHES BEGIN」(全英1位)の大ヒットを放ちます。
私はPYE時代の彼のアルバムを所有しておりませんが、UKオリジナル盤でもかなり安い価格で売られていることが多いようです。
今ではあまり人気がないのでしょうか?
やっぱり、こちらの方が彼らしいですね!
この映像での彼の出番はそんなに多くないですけどね(苦笑)
当時のイギリスには所謂”黒っぽい”シンガーは星の数ほど(?)多くいましたが、その”濃厚さ”では彼とCHRIS FARLOWEの二人が双璧であったと思います。
そんな実力派の彼が、ブリティッシュR&Bの名盤であるデビュー作、『LONG JOHN'S BLUES』に続けて発表した2ndアルバムが本作です。
本作は1966年にリリースされましたが、残念ながらチャート入りを逃してしまいました。
本作では1stアルバムでの渋いR&B/ブルース路線からうって変わり、ビッグ・バンドを配したゴージャスな路線へ変化しています。
特にRIGHTEOUS BROTHERSの『YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELIN'」からスタートするA面は全体的にムーディーな雰囲気になっています。
他にWALKER BROTHERSの「MAKE IT EASY ON YOURSELF」など、英国風ウォール・オブ・サウンドともいえる曲がA面に収録されています。
彼ほどの高い実力になると、どんな歌を歌わせようが上手いとは思うのですが、このA面のムーディーな雰囲気は少々退屈に感じてしまいます。
しかし、ノリの良い曲が多いB面になると少し雰囲気が変わってきます。
「KEEP ON RUNNING」のカバーや、THEMもカバーした「TURN YOUR LOVELIGHT」などのアップ・テンポの曲の方が、彼のヴォーカリストとしての持ち味がよく出ているように感じます。
B面冒頭の「STOP HER ON SIGHT(S.O.S)」などにおける渋くて深みのある声は、やはり他のヴォーカリスト達とは一味も二味も違っています。
そのため、私がこのアルバムを聴くときには、いつもB面を中心に聴いています。
私が所有しているのはUKオリジナルのモノラル盤です。
イギリスでのUNITED ARTISTSはEMIからの発売になります。
マトリックスは両面1で、タックス・コードは“KT”刻印です。
ちなみにA面のラベルには”FACTORY SAMPLE”のステッカーが貼ってあります。
ジャケットはGARROD & LOFTHOUSE社製で、表のみがラミネート・コーティングされています。
裏は取り出し口を除く3辺が折り返されています。
付属しているインナーは所謂“EMITEX”です。
ただ、これはオリジナルではないような気がします(差し替えられた?)・・・
どなたかお詳しい方がおられましたらご教示願います!
私はこのアルバムを5000円ほどで購入しました。
このアルバムの相場がどのくらいかはよく分からないのですが、まずまず安く買うことができたと思います。
ちなみに激レアな1stアルバム『LONG JOHN'S BLUES』は、この10倍近い価格で売られていたのを見たことがあります。
LONG JOHN BALDRYは翌67年にPYEレコードへ移籍し、ゴージャス&ムーディー路線を強化した「LET THE HEARTACHES BEGIN」(全英1位)の大ヒットを放ちます。
私はPYE時代の彼のアルバムを所有しておりませんが、UKオリジナル盤でもかなり安い価格で売られていることが多いようです。
今ではあまり人気がないのでしょうか?
やっぱり、こちらの方が彼らしいですね!
この映像での彼の出番はそんなに多くないですけどね(苦笑)
こんにちわ
この「RICHMOND JAZZ FESTIVAL、1965」はそうそうたる面子ですね。これは映画かなんかでしょうか?フルで観てみたいですね。
LONG JOHN BALDRYは1st以外は余り良い評価をみたことありませんが、B面は良さそうですね。「STOP HER ON SIGHT(S.O.S)」って、エドウィン スターのアレ?とすると彼もホンマモンのMODS?
by しみへん (2009-05-26 10:10)
しみへんさん こんばんは
RICHMOND JAZZ FESTIVALは当時テレビで放映されたはずです。
何のテレビ番組だったかは思い出せないのですが・・・
もしかしたらアメリカの「HULLABALLOO」だったかもしれません(違うかな?)。
この映像、今はDVD化されているのでしょうかね?
ブート物しかないのかな??
by poposuke (2009-05-26 23:33)