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DOC THOMAS GROUP [BRITISH BEAT]

このグループは前に取り上げたPRIMITIVESやTALISMEN同様、イタリアのみでアルバムを発表しています。

しかし、同じB級ビート・グループといっても、このDOC THOMAS GROUPは70年代前半に人気があったMOTT THE HOOPLEの前身グループなので、少しは名前の知られた存在だと思います。

彼らも本国イギリスでは全く人気がありませんでしたが、巡業先のイタリアでアルバムをリリースする機会に恵まれました。
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そんな彼らの唯一のアルバムである本作は1967年にリリースされました。

1967年といえば、サイケの嵐が吹き荒れた時期ですが、本作にその影響は皆無です。
本作は至って普通のR&Bのカバー曲で構成されています。
本作の主な収録曲は、「I'LL BE DOGGONNE」や{MY BABE」、「SHAKE」、「I GOT YOU」、「HAELEM SHUFFLE」、「TALKING ABOUT MY BABAY」等です。

彼らの演奏力は安定しており、どの曲も手堅く仕上げています。
しかし、あまりにも手堅すぎて少々面白味に欠けるような気がします。
それに、先日のTALISMENのようなガレージ度も希薄です。
本作は決して悪い内容ではありませんが、彼らの個性はあまり感じられません。
もう少しヤンチャなアルバム作りをしても良かったように思います。

PRIMITIVESやTALISMENのアルバムもそうでしたが、私が所有しているのは再発アナログ盤です。
どちらもあまり聞いた事のないレーベルからリリースされています。

ちなみに、このアルバムはCD化されているようなので簡単に入手可能だと思います。

TALISMENのアルバムはCD化されているかどうか不明です・・・

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