ARMAGEDDON [その他の音楽]
今年に入ってからは何故か昔のことをよく思い出します。
年をとったせいでしょうか?(苦笑)
高校・大学生時代の私には、洋楽(これって死語?)の友人が何人かいました。
当時の私はブリティッシュ・ビート兼パンク少年(笑)でしたが、似たような趣味嗜好の友人はほとんどいませんでした。
その大半は当時流行っていたユーロ・ビート、またはハード・ロック&メタル好きの友人でした。
特にハード・ロック好きの友人達とは通学中に音楽談義をしたり、地元のレコード店巡りなどをしていました。
そんな当時のことをふと思い出しながら、聴きたくなったのがこのアルバムです。
ARMAGEDDON唯一のアルバム、『ARMAGEDDON』です。
1975年にリリースされた本作は、全米151位を記録しました。
ARMAGEDDONは元YARDBIRDSのKEITH RELF、元STEAMHAMMERのMARTIN PUGH、元RENAISSANCEのLOUIS CENNAMO、元CAPTAIN BEYONDのBOBBY CALDWELL、という知っている人は知っているメンバーで結成されたB級(?)スーパー・グループです。
ただ、このアルバム、発売された時期が悪かった・・・
1975年といえば、ブリティッシュ・ハード・ロックの人気がやや下り坂になっていた時期です。
ハード・ロック熱が高く、ブリティッシュ・ハードものなら何でもウケたアメリカでも、この時期には一部の大物を除けば皆苦戦していました。
このアルバムも例外ではなく、残念ながらセールス的にはあまり振るいませんでした。
また、KEITH RELFとは何かと因縁の深い(笑)LED ZEPPELINと比較されてしまうのも、損をしている部分だと思います。
同じブリティッシュ・ハードでもLED ZEPPELINとは全く別物なんですけどね・・・
巷では失敗作とされている(?)本作ですが、内容的には悪くありません。
というか、かなり優れていると思います。
KEITH RELFを除けば比較的地味なグループを渡り歩いてきたメンバー達ですが、演奏能力はかなり高いです。
収録曲の大半は長尺物ですが、優れた構成力や高い演奏能力で聴き飽きさせることがありません。
それに問題の(?)KEITH RELFのヴォーカルだって、けっして悪くありません。
YARDBIRDS時代には不当なくらいの酷評が多かった彼ですが、ここではかなり頑張っていると思います。
というか、元々彼はそんなに悪いヴォーカリストではないと思います。
YARDBIRDSが人気グループになったのは、基本的に彼がフロント・マンであったのが一番大きいと思います。
三大ギタリスト云々というのは多分に後付け的な要素だと思います。
話がかなりズレましたが(苦笑)、もちろん必殺のブルース・ハープはここでも健在です。
残念なことに、本作がKEITH RELFの遺作となってしまいました。
あと3、4年早くこのアルバムが発売されていたら、その後の評価も少し違ったものになっていたかもしれませんし、KEITH RELFの運命も変わっていたのかもしれません。
このアルバムを聴いたのは10数年ぶりでしたが(笑)、久しぶりに聴くとなかなかいいですね!
今年はやたらと出費が多いので、今までのようなペースでCDやレコードを買うことが難しい状況ですが、その分今年は長い間聴いていなかった音楽を聴き返してみたいと思います。
そうすると新たな発見があるかもしれませんしね!
なので、今後はブリティッシュ・ビート以外の記事が少し増えるかもしれません。
でも、基本路線は外しませんのでご安心を!(笑)
年をとったせいでしょうか?(苦笑)
高校・大学生時代の私には、洋楽(これって死語?)の友人が何人かいました。
当時の私はブリティッシュ・ビート兼パンク少年(笑)でしたが、似たような趣味嗜好の友人はほとんどいませんでした。
その大半は当時流行っていたユーロ・ビート、またはハード・ロック&メタル好きの友人でした。
特にハード・ロック好きの友人達とは通学中に音楽談義をしたり、地元のレコード店巡りなどをしていました。
そんな当時のことをふと思い出しながら、聴きたくなったのがこのアルバムです。
ARMAGEDDON唯一のアルバム、『ARMAGEDDON』です。
1975年にリリースされた本作は、全米151位を記録しました。
ARMAGEDDONは元YARDBIRDSのKEITH RELF、元STEAMHAMMERのMARTIN PUGH、元RENAISSANCEのLOUIS CENNAMO、元CAPTAIN BEYONDのBOBBY CALDWELL、という知っている人は知っているメンバーで結成されたB級(?)スーパー・グループです。
ただ、このアルバム、発売された時期が悪かった・・・
1975年といえば、ブリティッシュ・ハード・ロックの人気がやや下り坂になっていた時期です。
ハード・ロック熱が高く、ブリティッシュ・ハードものなら何でもウケたアメリカでも、この時期には一部の大物を除けば皆苦戦していました。
このアルバムも例外ではなく、残念ながらセールス的にはあまり振るいませんでした。
また、KEITH RELFとは何かと因縁の深い(笑)LED ZEPPELINと比較されてしまうのも、損をしている部分だと思います。
同じブリティッシュ・ハードでもLED ZEPPELINとは全く別物なんですけどね・・・
巷では失敗作とされている(?)本作ですが、内容的には悪くありません。
というか、かなり優れていると思います。
KEITH RELFを除けば比較的地味なグループを渡り歩いてきたメンバー達ですが、演奏能力はかなり高いです。
収録曲の大半は長尺物ですが、優れた構成力や高い演奏能力で聴き飽きさせることがありません。
それに問題の(?)KEITH RELFのヴォーカルだって、けっして悪くありません。
YARDBIRDS時代には不当なくらいの酷評が多かった彼ですが、ここではかなり頑張っていると思います。
というか、元々彼はそんなに悪いヴォーカリストではないと思います。
YARDBIRDSが人気グループになったのは、基本的に彼がフロント・マンであったのが一番大きいと思います。
三大ギタリスト云々というのは多分に後付け的な要素だと思います。
話がかなりズレましたが(苦笑)、もちろん必殺のブルース・ハープはここでも健在です。
残念なことに、本作がKEITH RELFの遺作となってしまいました。
あと3、4年早くこのアルバムが発売されていたら、その後の評価も少し違ったものになっていたかもしれませんし、KEITH RELFの運命も変わっていたのかもしれません。
このアルバムを聴いたのは10数年ぶりでしたが(笑)、久しぶりに聴くとなかなかいいですね!
今年はやたらと出費が多いので、今までのようなペースでCDやレコードを買うことが難しい状況ですが、その分今年は長い間聴いていなかった音楽を聴き返してみたいと思います。
そうすると新たな発見があるかもしれませんしね!
なので、今後はブリティッシュ・ビート以外の記事が少し増えるかもしれません。
でも、基本路線は外しませんのでご安心を!(笑)
こんばんは。
おおーキースはこんな活動していたんですね。
ヤードバーズの後、ルネッサンスという、プログレッ
シブなバンド活動をしていた、というのは知っていま
した。(音は聴いたことがありませんが)
poposukeさんが言われるようにキースの評価は
低すぎですね。つい”幻惑されて”で、ツェッペリン
およびロバートと比較してしまいますが、それだけでは
ないです。
彼独特の攻撃性や歌い方は、オリジナリティに溢れて
いますね。
彼もまぎれもないヤードバーズのフロントマンだったと
思います。
by テル (2010-01-17 20:48)
ポポスケさんにしては珍しいエントリーですね。
このグループの名は知ってましたが聴いた事無いです。キャプテン・ビヨンドは持ってますけど。
微妙な実力派揃いですよね。まさにその辺がB級って感じです。
キースは生前、まっとうな評価もされず可哀想な人ですね。
by ひで (2010-01-17 22:44)
H Kosugeさん おはようございます
こちらにもnice!ありがとうございました!
by poposuke (2010-01-18 07:20)
テルさん おはようございます
あまり話題にならなかった1枚ですけど、内容的には良い作品ですよ♪
ブリティッシュ・ハード・ロックの名盤といっても過言ではないくらいの出来だと思います。
>彼独特の攻撃性や歌い方は、オリジナリティに溢れていますね。
YARDBIRDSが単なる黒人音楽のコピー・バンドだったら、あそこまで売れなかったと思います。
KEITH RELFの個性や存在感は成功する上で大きかったはずです。
JEFF BECK時代の一連の先鋭的なシングルだって、彼の声の個性にピッタリ合っていますよね!
by poposuke (2010-01-18 07:29)
ひでさん おはようございます
このグループ、名前だけはある程度知られているみたいですけど、長年国内盤が存在しなかったので、実際に聴いたことのある人は意外と少ないのかもしれませんね。
ちなみに私の盤はUSオリジナル盤ですけど、たしか1500円くらいでした。
残念ながら、あまり人気が無いみたいですね・・・
でも、数年前には紙ジャケCDも出ていたので、多少は再評価されているのかもしれませんね。
by poposuke (2010-01-18 07:36)
確かに!YARDBIRDSは「KEITH RELFのヴォーカルが黒っぽくなかった」からこそ、あれだけのオリジナリティを持ったバンドであれたのかもしれませんね。
by しみへん (2010-01-18 07:49)
しみへんさん こんばんは
KEITH RELFの声はYARDBIRDSの個性だと思います。
もちろんJEFF BECKなどの力も大きかったのだと思いますけど、グループが先鋭的かつポップな方向に行ったのも、彼がフロント・マンだったからだと勝手に思っております♪
by poposuke (2010-01-19 04:53)