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今日はマイク・スミスの命日です。 [DAVE CLARK FIVE]

DAVE CLARK FIVEのリード・シンガーであったMIKE SMITHが64歳で亡くなってから、今日で4年が経ちました。

12月8日になると、いろいろな音楽ブログでJOHN LENNONについて取り上げられますが、MIKE SMITHの四周忌の記事なんて誰もやらないと思います。

だから、それは私がやります。
それはこのブログの義務です。
最近はあまり記事にしておりませんが(苦笑)、このブログのメイン・テーマはDAVE CLARK FIVE(以下DC5)なのですから・・・

とは言っても去年は何もやりませんでしたけど(汗)


MIKE SMITHは最も過小評価されているシンガーの一人だと思います。
メンバー全員が歌うBEATLESを別にすれば、同時期のビート・グループには必ず看板リード・シンガーがいたものです。
ROLLING STONES、ANIMALS、MANFRED MANN、THEM、SMALL FACES、SPENCER DAVIS GROUPなどには看板リード・シンガーが在籍していましたが、彼らはきちんと評価されていると思います。
しかし、そんな中で彼だけは例外です。

彼があまり評価されない理由は4つあります。

① DC5の作品が正式な形で再発されないこと
② 彼自身がDC5解散後に目立ったソロ活動をしなかった
③ 彼はリード・ヴォーカルと共にキーボード奏者も兼任していたため、ステージ上では動けず目立てなかった
④ リード・シンガーである彼よりも、さらに目立ちたがり屋のドラムのリーダーの存在(笑)

最大の原因はもちろん④です(笑)


と、3年前にもこのブログで同じことを書きましたが、残念ながら今でも状況は何も変わっておりません。

やはり、その最大の原因はDC5の作品が正規の形でされないからだと思います。
DC5自体が再評価されないのに、そのリード・シンガーであるMIKE SMITHが正当な評価をされるはずもありません。
でも、ドラムのリーダー兼社長さんが相変わらずなので、この状況はしばらく続きそうです・・・


彼の晩年はあまり恵まれたものではありませんでした。
息子さんを事故で亡くされたり、自身も自宅で大怪我を負って寝たきりになってしまいました。
それでも、仲間のミュージシャン達が彼の支援をしてくれたり、亡くなる直前にはDC5の”ロックの殿堂”入りが決まるなど、最晩年には明るい話題もあったのがせめてもの救いでした。

彼はきっと”いいひと”だったのでしょうね。
だからこそ、仲間達が救いの手を差し伸べてくれたのだと思います。
DC5解散後のインタビューなどでも、彼は社長さんの悪口を決して言ったりしませんでした。
むしろ感謝をしていたくらいです。
普通、彼くらい実力のあるリード・シンガーなら、DC5在籍時に独立騒ぎのひとつやふたつくらいあっても良さそうですけど、そんな話は皆無でした。
リード・シンガーなんて自己顕示欲の塊みたいな人が多いと思うのですが、彼には本当に欲がなかったのでしょうね。
だからこそ、それとは正反対の性格のリーダーとはうまくやっていけたのかもしれません(笑)


今日、聴いていたシングルです。
img145.jpg

笑顔がとても素敵だった彼には、やはり明るく楽しい曲が似合います。

そんな曲がたくさん詰まっている、このEPを聴いてから寝ようかと思います!
img146.jpg

タグ:MIKE SMITH DC5
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コメント 11

poposuke

HAtAさん こんばんは

nice!ありがとうございました♪

by poposuke (2012-02-29 23:08) 

poposuke

マチャさん こんばんは

nice!ありがとうございました♪

by poposuke (2012-02-29 23:10) 

hijack

poposukeさんお久しぶりです。
DC5バカのhijackです。
mike smithの4周忌ありがとうございます。
私もここのところずーっとDC5を聞いています。やはり最高です。
後半の曲ではHow Do You Get to Heavenが気に入っています。
サビのコーラスは多分Denny Paytonだと思うのですが、「八月ヘブン」と聞こえます。ああ二人で天国でやっているのだなと思ってジーンなります。今後もDC5の特集期待しております。
by hijack (2012-03-03 20:36) 

poposuke

hijackさん こんばんは

実はDC5の曲を聴くのは久しぶりでした(汗)
DC5の記事もかなり長い間ご無沙汰ですけど、書きたいことはたくさんあるので、時間があれば記事にしたいと思っております!

私も『IF SOMEBODY LOVES YOU』のA面はかなり好きですよ♪
巷ではあまり評価されることがないかもしれませんが、佳曲が揃っていると思います。
B面はちょっとイマイチですけどね(苦笑)

by poposuke (2012-03-04 01:30) 

poposuke

VooDoo-Boogieさん こんばんは

nice!ありがとうございました♪

by poposuke (2012-03-04 01:31) 

poposuke

りぼんさん こんばんは

nice!ありがとうございました♪
by poposuke (2012-03-04 01:31) 

poposuke

ハマコウさん こんばんは

nice!ありがとうございました♪

by poposuke (2012-03-04 01:32) 

poposuke

siroyagi2さん こんばんは

nice!ありがとうございました♪

by poposuke (2012-03-04 01:32) 

poposuke

DEBDYLANさん こんばんは

nice!ありがとうございました♪

by poposuke (2012-03-04 01:33) 

乙女小箱

昭和24年生まれのおばあちゃんです。15,6歳の頃からずっとDC5のマイクのファンで今でもそうです♪
未だにちょっとエネルギー不足の時はGlad all over 聞くと元気一杯になります。
マイクのルックスだけでなくあの声は特別ですね。あの声が無かったらDV5のあの人気は無かったはず。でもなぜか60年代のアメリカではデイヴだけが目立ってましたね。
マイクは日本で言う、謙虚な人だったのだと思います。とてもシャイだったそうですね。でもユーモアをいつでも忘れず、半身不随になっても最後まで魅力ある素敵な人だったマイクの一生ファンでありつづけます。

もちろん私はビートルジェネレーションですので、ビートルズの曲も好きですし、あの頃のブラックミュージック、ドリフターズやテンプテーションズなど言語で全部歌えます。それが老後の楽しみです。(笑)

言い曲一杯の時代に青春をすごせてよかった~と思ってます。
by 乙女小箱 (2012-04-21 22:37) 

poposuke

乙女小箱さん こんばんは

MIKE SMITHのことでコメントを頂けるのは非常に嬉しいですね!
私もDC5ファンというよりも、MIKE SMITHファンなのかもしれません。
今日もSMITH & D'ABOのシングル盤を聴いておりましたよ♪

そうは言っても、いろんな意味で話題が豊富な社長さん(ドラムのリーダーのこと 当ブログでの愛称です)も決して嫌いではありません(笑)

彼らの曲をリアル・タイムで聴くことができたのは大変羨ましいことです。
ただ、残念なことに現状の彼らは過小評価されています。
本文中にもあったように正規盤のCDがなかなか発売されないのが最大の要因だと思いますが、当ブログでは彼らの魅力を少しでも次の世代へ伝えていきたいと思っております。

最近はこのブログでDC5の記事はすっかりご無沙汰ですが(汗)、近いうちには集中的に取り上げたいと思っていますので、今後とも宜しくお願い致します!


by poposuke (2012-04-23 00:54) 

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