SMITH & D'ABO [DAVE CLARK FIVE]
このブログのプロフィール欄に貼り付けている画像はこのアルバムです。
これは元DAVE CLARK FIVEのMIKE SMITHと、元MANFRED MANNのMICHAEL D'ABOのアルバム、『SMITH&D'ABO』です。
本作の知名度はあまり高くないと思われますが、個人的には隠れた名盤だと思っております。
このニ人には多くの共通点があります。
人気ビート・グループのリード・ヴォーカリストであり、キーボード奏者、そして優れたソングライターであるという点です。
更に、グループの看板であるリード・ヴォーカリストという地位にもかかわらず、アクの強いリーダーの下で今ひとつ目立つことが出来なかったということも・・・。
狂騒と抑圧(?)の60年代も遥か遠い過去になった1976年に発表された本作は大変素晴らしい内容です。
このアルバムに副題を付けるとすれば、“快晴のロンドン”といったところでしょうか。
清涼感に溢れた、とても爽やかな印象のアルバムです。
通常、このような二枚看板のアルバムでは、お互いの個性が悪い方へとぶつかり合う危険性がありますが、そこは個性的なリーダーの下で調整能力に長けた(?)ニ人です。
しっかりとバランスのとれた大人のアルバム作りをしています。
本作の収録曲は全て彼ら二人の共作ですが、さすがにソングライティングには定評のある二人です。
収録曲にハズレはありません。
どの曲も突き抜けたように明るくポップで、クオリティーの高い曲ばかりです。
円熟味を増した二人のボーカルもいい感じです。
特に、DC5時代の末期には気負いすぎなのか少々力みすぎた感のあるMIKE SMITHのヴォーカルですが、ここでは実に伸び伸びと気持ち良さそうに歌っているのが印象的です。
このアルバムは60年代の呪縛(?)から解き放たれた、二人の卓越した才能を持つミュージシャンが残した快作です。
60年代の彼らのように勢い勝負のアルバムではありませんが、完成度の高い大人のサウンドです。
私が所有しているのはUKオリジナル盤です。
付属していたオリジナルのインナー・スリーブです。
残念なことに、彼らが残したアルバムはこの一枚だけです。
本作の内容が素晴らしかっただけに、この一枚だけで終わってしまったのは非常に勿体ないような気がします。
MICHAEL D’ABOは、MANFRED MANN解散後に優れたソロ・アルバムを数枚残しており、現在でもとても高い評価を受けていますが、MIKE SMITHについては、DC5解散後のまともな音源はこのアルバムだけです。
これ以降、MIKE SMITHはスペインに移住して、セミ・リタイア状態に入ってしまいます。
このアルバムを聴く限り、彼の溢れるような才能を埋もれさせてしまったのは大きな損失だったように思います。
本作は数年前にソニーからCD化されていました。
(現在は廃盤のようです。)
私はつい買いそびれてしまいましたが、中古でならまだ入手可能かと思います。
大変残念なことにMIKE SMITHは昨年、天国へと旅立ってしまいました。
しかし、彼が残したこのアルバムはとても素晴らしい内容です。
彼に興味のある方は是非とも探して聴いてみてください。
勿論、MICHAEL D’ABOやMANFRED MANNが好きな方にもお薦めできる一枚です。
これは元DAVE CLARK FIVEのMIKE SMITHと、元MANFRED MANNのMICHAEL D'ABOのアルバム、『SMITH&D'ABO』です。
本作の知名度はあまり高くないと思われますが、個人的には隠れた名盤だと思っております。
このニ人には多くの共通点があります。
人気ビート・グループのリード・ヴォーカリストであり、キーボード奏者、そして優れたソングライターであるという点です。
更に、グループの看板であるリード・ヴォーカリストという地位にもかかわらず、アクの強いリーダーの下で今ひとつ目立つことが出来なかったということも・・・。
狂騒と抑圧(?)の60年代も遥か遠い過去になった1976年に発表された本作は大変素晴らしい内容です。
このアルバムに副題を付けるとすれば、“快晴のロンドン”といったところでしょうか。
清涼感に溢れた、とても爽やかな印象のアルバムです。
通常、このような二枚看板のアルバムでは、お互いの個性が悪い方へとぶつかり合う危険性がありますが、そこは個性的なリーダーの下で調整能力に長けた(?)ニ人です。
しっかりとバランスのとれた大人のアルバム作りをしています。
本作の収録曲は全て彼ら二人の共作ですが、さすがにソングライティングには定評のある二人です。
収録曲にハズレはありません。
どの曲も突き抜けたように明るくポップで、クオリティーの高い曲ばかりです。
円熟味を増した二人のボーカルもいい感じです。
特に、DC5時代の末期には気負いすぎなのか少々力みすぎた感のあるMIKE SMITHのヴォーカルですが、ここでは実に伸び伸びと気持ち良さそうに歌っているのが印象的です。
このアルバムは60年代の呪縛(?)から解き放たれた、二人の卓越した才能を持つミュージシャンが残した快作です。
60年代の彼らのように勢い勝負のアルバムではありませんが、完成度の高い大人のサウンドです。
私が所有しているのはUKオリジナル盤です。
付属していたオリジナルのインナー・スリーブです。
残念なことに、彼らが残したアルバムはこの一枚だけです。
本作の内容が素晴らしかっただけに、この一枚だけで終わってしまったのは非常に勿体ないような気がします。
MICHAEL D’ABOは、MANFRED MANN解散後に優れたソロ・アルバムを数枚残しており、現在でもとても高い評価を受けていますが、MIKE SMITHについては、DC5解散後のまともな音源はこのアルバムだけです。
これ以降、MIKE SMITHはスペインに移住して、セミ・リタイア状態に入ってしまいます。
このアルバムを聴く限り、彼の溢れるような才能を埋もれさせてしまったのは大きな損失だったように思います。
本作は数年前にソニーからCD化されていました。
(現在は廃盤のようです。)
私はつい買いそびれてしまいましたが、中古でならまだ入手可能かと思います。
大変残念なことにMIKE SMITHは昨年、天国へと旅立ってしまいました。
しかし、彼が残したこのアルバムはとても素晴らしい内容です。
彼に興味のある方は是非とも探して聴いてみてください。
勿論、MICHAEL D’ABOやMANFRED MANNが好きな方にもお薦めできる一枚です。
POPOSUKEさん、こちらでははじめまして♪
自分もこのアルバムがCD化されていたのに気付くのが遅かったので手に入れることができず、未聴でございます・・・(T_T)。しかし、マイク・スミスとマイク・ダボはシンガーとしてもソングライターとしても優秀な人ですので、いつかは聴いてみたいと思っております(早く再CD化されないかなと願っております)。(^^)
それと弊ブログからもこちらの新ブログのリンクを追加させていただきましたのでまた今後ともよろしくお願い致します。
by BYRD (2009-02-16 21:49)
BYRDさん こちらでははじめましてですね(笑)
このアルバムはいいですよ~♪
これはCDでも欲しいので今でも探しているのですが、なかなか見つけることが出来ません・・・
ホントに早く再CD化してほしいものですね!
また、リンクを追加して頂きありがとうございました!
これからは多少アメリカ物の記事も増やしていきたいと思っております。
今後とも宜しくお願い致します!
by poposuke (2009-02-17 00:38)
はじめまして。
元々60~70年代の音楽が好きで、動画巡りをする中でDC5と出会い、色々検索していく内にこちらのブログにたどり着きました。
アルバム『SMITH&D'ABO』の記事を読み、調べたところ、中古CDを発見。何とか聴くことができました。popusukeさんが紹介されてあった通りの素晴らしいアルバムでした!
popusukeさんのブログを読まなかったら、このアルバムの存在も知らないままだったと思います。ありがとうございました!
今後もブログの更新、楽しみにしております。
by snow (2016-06-04 12:54)
snowさん はじめまして
このような過去の記事、しかも私の大好きなSMITH & D'ABOの記事にコメントを頂きありがとうございます!
私はこのアルバムのCDを未だに手に入れておりません。
初CD化されたのはかなり前だと記憶していますが、再発売してほしいものです。
今でもあまり有名なアルバムではありませんけど、少しでも多くの音楽ファンの方々に聴いて欲しいですからね!
最近、当ブログではDC5関連の記事が減っておりますが、また少しずつ取り上げていきたいと思っています。
今後とも宜しくお願いします。
by poposuke (2016-06-04 20:27)