DUSTY SPRINGFIELD "WHERE AM I GOING ?" [GIRL POP]
私はガール・ポップ物のアナログ盤をあまり持っていません。
別に食わず嫌いといわけでもないのですが、レコードを購入する際の優先順としてはいつも後回しになってしまいます。
そんな中でも別格なのが、DUSTY SPRINGFIELDの本作です。
このアルバムは1967年にリリースされ、全英40位を記録しました。
私が所有しているのはオリジナルのモノラル盤です。
ジャッケットは表のみがラミネート・コーティングされ、裏は3辺折り返しになっています。
PHILIPS系の場合、ジャケット製作会社のクレジットはありません。
付属しているインナーは白の窓付きインナーで、下部に青い文字で“MADE IN ENGLAND”と“BRITISH PATENT No.800513 & 973939”の表記があります。
PHILIPS系では60年代末まで、この種類のインナーが付属しています。
彼女の歌唱力や存在感は同時代の女性シンガー達と比べて、頭ひとつ抜き出ています。
このアルバムも変な例えですが、まさに貫禄たっぷりの横綱相撲といった感じです。
まず、冒頭の「BRING HIM BACK」からアクセル全開です。
このテンポの良い曲での抜群のビート感覚は、男性物のヴォーカリストを含めて他の追従を許しません。
これだけでも凄いのに、続く2曲目「DON‘T LET ME LOSE THIS DREAM」でさらにダメ押しです。
この曲での彼女のヴォーカルの良さは言うまでもありませんが、曲そのものやアレンジも実に素晴らしい構成です。
この冒頭から続く2曲だけでも、このアルバムは買う価値があります。
後半はジャズっぽい雰囲気の曲が続きます。
そこはどんな歌でも難なく歌いこなす実力派の彼女のことです。
素晴らしい歌唱力で魅了してくれます。
このアルバムは、主役たる彼女の圧倒的な歌唱は勿論、楽曲や演奏・アレンジを含め全体的に良く作りこまれた、高水準のアルバムと言えます。
また、ちょっとサイケなジャケットも、いかにもスウィンギング・ロンドンといった雰囲気で実にお洒落です。
このアルバムは60年代ビート・グループ系のアルバム群と比べると、かなり安い価格が付いています。
彼女のアルバムだけに関わらず、同時期の女性ヴォーカル物はそれほど人気が無いのか、あまり高い価格は付いていないことが多いです。
しかし、このアルバムを含めて、彼女のアルバムにはハズレはありません。
そして、彼女が持つビート感溢れる高い歌唱力は、数あるブリティッシュ・ビートの男性ヴォーカリスト達にも決して劣りません。
60年代ビート物でヴォーカリスト好きな方には特にお薦めできるアルバムです。
別に食わず嫌いといわけでもないのですが、レコードを購入する際の優先順としてはいつも後回しになってしまいます。
そんな中でも別格なのが、DUSTY SPRINGFIELDの本作です。
このアルバムは1967年にリリースされ、全英40位を記録しました。
私が所有しているのはオリジナルのモノラル盤です。
ジャッケットは表のみがラミネート・コーティングされ、裏は3辺折り返しになっています。
PHILIPS系の場合、ジャケット製作会社のクレジットはありません。
付属しているインナーは白の窓付きインナーで、下部に青い文字で“MADE IN ENGLAND”と“BRITISH PATENT No.800513 & 973939”の表記があります。
PHILIPS系では60年代末まで、この種類のインナーが付属しています。
彼女の歌唱力や存在感は同時代の女性シンガー達と比べて、頭ひとつ抜き出ています。
このアルバムも変な例えですが、まさに貫禄たっぷりの横綱相撲といった感じです。
まず、冒頭の「BRING HIM BACK」からアクセル全開です。
このテンポの良い曲での抜群のビート感覚は、男性物のヴォーカリストを含めて他の追従を許しません。
これだけでも凄いのに、続く2曲目「DON‘T LET ME LOSE THIS DREAM」でさらにダメ押しです。
この曲での彼女のヴォーカルの良さは言うまでもありませんが、曲そのものやアレンジも実に素晴らしい構成です。
この冒頭から続く2曲だけでも、このアルバムは買う価値があります。
後半はジャズっぽい雰囲気の曲が続きます。
そこはどんな歌でも難なく歌いこなす実力派の彼女のことです。
素晴らしい歌唱力で魅了してくれます。
このアルバムは、主役たる彼女の圧倒的な歌唱は勿論、楽曲や演奏・アレンジを含め全体的に良く作りこまれた、高水準のアルバムと言えます。
また、ちょっとサイケなジャケットも、いかにもスウィンギング・ロンドンといった雰囲気で実にお洒落です。
このアルバムは60年代ビート・グループ系のアルバム群と比べると、かなり安い価格が付いています。
彼女のアルバムだけに関わらず、同時期の女性ヴォーカル物はそれほど人気が無いのか、あまり高い価格は付いていないことが多いです。
しかし、このアルバムを含めて、彼女のアルバムにはハズレはありません。
そして、彼女が持つビート感溢れる高い歌唱力は、数あるブリティッシュ・ビートの男性ヴォーカリスト達にも決して劣りません。
60年代ビート物でヴォーカリスト好きな方には特にお薦めできるアルバムです。
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