MANFRED MANN ”THE MANFRED MANN ALBUM" [BRITISH BEAT CD]
MANFRED MANNというグループは、それなりに評価が高いわりに人気がイマイチだと思います。
私の気のせいかもしれませんけど、同時期のビート・グループと比べると熱心なファンが少ないように感じます。
実力派シンガーであるPAUL JONESが在籍していた時期(EMI期、所謂チャプター1)は特にそういった傾向が強いと思います。
その原因はなんでしょうか?
インテリっぽい見た目や雰囲気がダメなのでしょうか?(笑)
(実際、PAUL JONESは某有名大学に通っていました)
また、彼らはアルバムやEPでは自分達のルーツ(ジャズ)や趣味・嗜好(R&B)に忠実でしたが、シングルになると徹底したポップ路線を歩んでいました。
そのような一貫性のない姿勢にも問題があるのかもしれません。
それに、凄腕の彼らはどんな曲を取り上げてもクールに料理してしまいます。
これは彼らの長所でもあるのですが、同時に面白味に欠ける部分でもあります。
特にシングル曲が含まれていないUKアルバムにそういった部分を強く感じます。
彼らが実力派であるのは事実なのですが、どこか器用貧乏というか、感情移入しづらいキャラクターなのかもしれません。
しかし、このUS盤を聴くと、その印象が少し変わってきます。
これは1964年にリリースされた彼らのUS1stアルバム(全米35位)です。
本作はUK1stアルバム『FIVE FACES OF MANFRED MANN』から3曲を削って、大ヒット・シングル「DO WAH DIDDY DIDDY」(全米1位)を加えた内容になっています。
シングル曲でのポップな彼らと、R&Bやジャズを演奏する彼ら、どちらが本当の姿なのでしょうか?
個人的にはどちらも本当の彼らの姿なのだと思います。
私にはシングルでの彼らも、アルバムやEPでの彼らも、同じく魅力的に感じます。
その点、ポップな「DO WAH DIDDY DIDDY」からスタートするUS盤は堅苦しい雰囲気(?)のUK盤よりもバランスがとれていて聴きやすいですし、当時の彼らの姿をリアルに反映させていると思います。
一般的にUS盤はUK盤よりも低く見られることが多いと思います。
しかし、シングルを中心に編集されているUS盤はUK盤と違った魅力があると思います。
内容的にUK盤を遥かに凌ぐUS盤もたくさんありますしね!
US盤の方がそのアーティスト本来の姿を映し出していることも多いのです!
もちろん、その逆もたくさんありますが・・・(苦笑)
私の気のせいかもしれませんけど、同時期のビート・グループと比べると熱心なファンが少ないように感じます。
実力派シンガーであるPAUL JONESが在籍していた時期(EMI期、所謂チャプター1)は特にそういった傾向が強いと思います。
その原因はなんでしょうか?
インテリっぽい見た目や雰囲気がダメなのでしょうか?(笑)
(実際、PAUL JONESは某有名大学に通っていました)
また、彼らはアルバムやEPでは自分達のルーツ(ジャズ)や趣味・嗜好(R&B)に忠実でしたが、シングルになると徹底したポップ路線を歩んでいました。
そのような一貫性のない姿勢にも問題があるのかもしれません。
それに、凄腕の彼らはどんな曲を取り上げてもクールに料理してしまいます。
これは彼らの長所でもあるのですが、同時に面白味に欠ける部分でもあります。
特にシングル曲が含まれていないUKアルバムにそういった部分を強く感じます。
彼らが実力派であるのは事実なのですが、どこか器用貧乏というか、感情移入しづらいキャラクターなのかもしれません。
しかし、このUS盤を聴くと、その印象が少し変わってきます。
これは1964年にリリースされた彼らのUS1stアルバム(全米35位)です。
本作はUK1stアルバム『FIVE FACES OF MANFRED MANN』から3曲を削って、大ヒット・シングル「DO WAH DIDDY DIDDY」(全米1位)を加えた内容になっています。
シングル曲でのポップな彼らと、R&Bやジャズを演奏する彼ら、どちらが本当の姿なのでしょうか?
個人的にはどちらも本当の彼らの姿なのだと思います。
私にはシングルでの彼らも、アルバムやEPでの彼らも、同じく魅力的に感じます。
その点、ポップな「DO WAH DIDDY DIDDY」からスタートするUS盤は堅苦しい雰囲気(?)のUK盤よりもバランスがとれていて聴きやすいですし、当時の彼らの姿をリアルに反映させていると思います。
一般的にUS盤はUK盤よりも低く見られることが多いと思います。
しかし、シングルを中心に編集されているUS盤はUK盤と違った魅力があると思います。
内容的にUK盤を遥かに凌ぐUS盤もたくさんありますしね!
US盤の方がそのアーティスト本来の姿を映し出していることも多いのです!
もちろん、その逆もたくさんありますが・・・(苦笑)
poposukeさん、こんばんわ。
私にとってMANFREDSの1曲といえば、なんといっても「I'm your king pin」ですね!
クールかつジャジーな演奏にポール・ジョーンズのソウルフルなボーカルが相まって、当時のMODSの現場感が一番体現されているナンバーではないかと思います。
私的にはジョーンズ在籍時が一番好きですね!
by ちーたん (2009-12-07 01:00)
2in1で買った(以前質問しましたよね)US1stと3rdしか持っていませんが、僕はR&B色を強く感じましたね。
ポップな印象は薄かったです。
ちょっとブルース色すら感じました。
インストアルバムを聴けば、印象も変わるかも。
ブリビート、奥が深すぎます(笑)。
by ryo (2009-12-07 02:07)
マンフレッド マン ♪ 大好きです。
以前実家に国内盤のLPがあったので聴いていました。
マンフレッドのジャズが基本になっているせいか、ポールのブルース調のヴォーカルとマッチしていてとってもクール!
でも後に、You Tubeで動画を見てパワフルな動きにびっくりさせられました。なんかもっと物静かな演奏風景を想像していたものですから・・勝手にです(笑)
ポールが事故でギグに出られなかった時、代わりにエリック バードンがヴォーカルを勤めたことがあるそうですね!
それって見たかったなぁ・・・。
by kinks mama (2009-12-07 11:43)
こんばんは
ワタシはどちらかというと、サウンドのセンスに惹かれていますが
アメリカで出すにはあまりにもUK盤は地味な感じですね。
その点このUS編集盤を初めて聴いた時は、流石ショービズ!って思いました(笑)
最近聴いてないんで、例のBOX引っ張りだそうかな♪
by どうぷ (2009-12-08 00:35)
may_rさん こんばんは
nice!ありがとうございます♪
by poposuke (2009-12-08 02:00)
ちーたんさん こんばんは
US盤だと「I'm your kingpin」は2ndに収録されていますよね♪
今日はそのUS2ndを取り上げてみました。
>私的にはジョーンズ在籍時が一番好きですね!
私もPAUL JONESはかなり好きです。
巷ではあまり評価されていませんが、ソロになってからの彼も素晴らしいと思います♪
by poposuke (2009-12-08 02:05)
kinks mamaさん こんばんは
>You Tubeで動画を見てパワフルな動きにびっくりさせられました。
当時、彼らはライヴ・バンドとしても定評がありました。
今でもいくつかのライヴ映像が残っていますが、結構迫力がありますよね♪
>ポールが事故でギグに出られなかった時、代わりにエリック バードンがヴォーカルを勤めたことがあるそうですね!
そんなこともあったのですか!?
それは私も観てみたいです!
by poposuke (2009-12-08 02:21)
ryoさん こんばんは
UK盤の方がよりR&B色は濃いですよ。
ただ、シングル曲が含まれていないUK盤は少々地味な感じがします。
US1stはヒット・シングル「DO WAH DIDDY DIDDY」が冒頭にあるので、UK盤とはかなり雰囲気が違っています。
どちらが好みかは人それぞれですが、どちらかといえばUS盤の方が聴きやすいと思います。
>インストアルバムを聴けば、印象も変わるかも
彼らのインスト・アルバムも素晴らしいと思うのですが、個人的にはPAUL JONESの声を聴けないのがさみしいところです(笑)
by poposuke (2009-12-08 02:28)
どうぷさん こんばんは
>アメリカで出すにはあまりにもUK盤は地味な感じですね。
US盤をUK盤と同じ内容で発売していたら、アメリカでは間違いなく売れなかったと思います(笑)
やはり、US盤には華やかさが必要ですからね。
>その点このUS編集盤を初めて聴いた時は、流石ショービズ!って思いました(笑)
他のビート・グループのUS盤もそうですが、UK盤との違いを楽しむのも面白いですよね♪
by poposuke (2009-12-08 02:40)