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MANFRED MANN "THE FIVE FACES OF MANFRED MANN" [BRITISH BEAT CD]

昨日の続きです。

アメリカでの2ndアルバム『THE FIVE FACES OF MANFRED MANN』です。
画像 001.jpg
1964年にリリースされ全米141位を記録した本作には、「SHA-LA-LA」(全米12位)、「COME TOMORROW」(全米50位)が収録されています。

UK1stと同タイトルの本作ですが、UK盤とは内容・ジャケット共に大きく異なっています。

本作はヒットシングル「SHA-LA-LA」を中心に、前作『THE MANFRED MANN ALBUM』に収録されなかった曲や、イギリスで発売されたEPの収録曲などを寄せ集めて構成されています。
ある意味、実にアメリカらしい(?)強引な編集内容ではありますが、実際に本作を通して聴いてみると寄せ集め感などは全くありません。
むしろ、流れるように一気に聴けてしまいます。

一見すると適当な編集盤に思えてしまう本作ですが、実は計算されつくした上で編集されたアルバムなのだと思います。

本作は前作と比べると、アメリカ人好みのキャッチーな曲が増えていると思います。

それはヒット・シングル「SHA-LA-LA」が冒頭に配置されていることでもわかります。
全然関係ありませんが、私の娘もこの曲が大好きです(笑)

それでいて、彼らの自己主張もしっかりやっています。

こういった曲が彼らの真骨頂でもあるのです!

このような爆走ナンバーだってやっています。


この絶妙なバランス感がイイのです!

本作にハズレの曲はありません。
やはり、一曲一曲の質が極めて高いと思います。

また、あまり注目されないことですが、本作に収録されている12曲中7曲が彼らのオリジナル曲です。
その大半を手掛けているのはPAUL JONESですが、彼の書く曲は地味ながらもカッコいいものが多いです。

個人的には、(PAUL JONES在籍時の)MANFRED MANNの最高傑作アルバムは本作だと思っております!

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どうぷ

こんばんは

昨日の記事を読ませていただいた後、例の4枚組BOXを聴いております♪

確かにこのセカンドは、ワタシもUS盤ではNo1だと思います。
こんなに勢いのある流れなのに、141位だったんですね(泣)
ジャケットの黄色も凄く印象に残ります。

ちなみにワタシにとっての最高傑作は『MANN MADE』です!
by どうぷ (2009-12-09 01:06) 

poposuke

どうぷさん こんばんは

これは良い意味でアメリカらしい内容のアルバムだと思います。
内容もそうですけど、このジャケットの色はイギリスでは無理でしょう(笑)

>こんなに勢いのある流れなのに、141位だったんですね(泣)

このアルバムは内容が充実しているわりにチャート上では苦戦していたんですよね。

もっとも、ブリティッシュ・ビート勢で全米アルバム・チャート上位の常連だったのは、BEATLESにROLLING STONES、HERMAN'S HERMITS、DC5、それにANIMALSくらいでしたが・・・

by poposuke (2009-12-10 00:54) 

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