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LEE CURTIS & THE ALL-STARS "IT'S LEE" [MERSEY BEAT]

今回はちょっとマイナーなマージー・ビート・グループです。

BEATLESを解雇されたPETE BESTが一時期在籍していたことでもお馴染(?)の、LEE CURTIS AND THE ALL-STARSです。
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彼らは本国イギリスで数枚のシングルをリリースしましたが、残念ながら全くの不発に終わりました。
しかし、巡業先の西ドイツで人気出た彼らは、独STAR-CLUBから2枚のアルバムを残すことが出来ました。

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BILLY J. KRAMER WITH THE DAKOTAS "LISTEN..." [MERSEY BEAT]

今回もBEATLESファンにはお馴染みの人です。

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1963年に彼らのデビュー作としてリリースされた本作は、全英11位まで上昇しました。

BEATLESファンの方には今さら説明不要かと思いますが、彼らもまたBRIAN EPSTEINのマネージメント下にあり、プロデューサーはGEORGE MARTIN、レコード会社はBEATLESと同じPALOPHONEでした。
ちなみにBILLY J. KRAMERという名前は芸名で、その名付け親はJOHN LENNONと言われています。
BRIAN EPSTEIN傘下のアーティストの中で、最もBEATLESと縁が深かったのは彼らかもしれません。

彼らはBRIAN EPSTEINのマネージメントで先にデビューしていたBEATLESやGERRY & PACEMAKERS等のビート・グループとは違い、ヴォーカリストとそのバック・バンドという一世代前(?)のスタイルで売り出されました。
これは、BEATLES等のビート・グループとファン層が被らないようにしたBRIAN EPSTEINの戦略だったのでしょう。
しかし、このことは彼らが他のビート・グループに比べて、やや前時代的な存在に見られてしまう一因になっていると思います。

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GERRY & THE PACEMAKERS "GIRL ON A SWING" [MERSEY BEAT]

GERRY & PACEMAKERSのラスト・アルバムです。

本作は1966年にアメリカのみでリリースされています。
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この時期、本国イギリスでマージー・ビート・ブームは既に過去の物になっており、彼らのシングルはチャートインすらしない状況になっていました。
しかし、彼らのアメリカでの人気は(一時期ほどではないものの)健在で、このアルバムのタイトル曲でもある「GIRL ON A SWING」(全米28位)、「LA LA LA」(全米90位)などのヒット曲を出し続けていました。

そんな中、本作は「GIRL ON A SWING」のヒットを受けて制作されました。

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GERRY AND THE PACEMAKERS BEST 10 [MERSEY BEAT]

最近の某レコード・コレクターズ誌ではランキング企画が流行っているようですね。

というわけで、流行に敏感な(?)このブログでもランキング企画です。
某レココレ誌ではまともに取り上げてくれなさそうなビート・グループのランキングをやろうと思います。

これは去年の夏に書いた記事なんですけどね(苦笑)

まずはマージー・ビートの王道グループ、GERRY & THE PACEMAKERSのベスト10です。

このベスト10のセレクトはかなり悩んでしまいました。
彼らには良い曲が本当に多いので、当初はベスト20にする予定でした。
しかし、ベスト20にすると面白くもなんともない結果になってしまいそうなので、断腸の思いでベスト10にしてみました。

そういうわけで、悩みに悩んだベスト10です。

10 COME BACK TO ME
9  YOU CAN'T FOOL ME
8  LA LA LA
7  IT'S GONNA BE ALL RIGHT
6  WHY OH WHY
5  FALL IN LOVE
4  I'M THE ONE
3  WHERE HAVE YOU BEEN?
2  THIS THING CALLED LOVE
1  I'LL WAIT FOR YOU

う~ん 難しい!
初期の全英No.1シングルである「HOW DO YOU DO IT」や「I LIKE IT」、「YOU'LL NEVER WALK ALONE」の3曲も外しているし、自作バラードの傑作シングル「DON'T LET THE SUN CATCH YOU CRYING」と「FERRY CROSS THE MERSEY」も外しています。
勿論、上記のヒット・シングルは全て名曲ですが、今回は敢えて外しました。
もし、明日以降にこの記事を作っているとしたら、これらは全て入っているかもしれません。
そのくらい彼らの曲は魅力的な曲が多いのです。

こんなベスト10を並べられても、多くの方とっては知らない曲が多いと思われるので簡単に解説します・・・

まず、10は60年代当時未発表でしたが、その後の編集盤で発表された曲です。これはその日の気分で入れました。時に深い意味はありませんが良い曲です。勿論、彼らの自作曲です。

9はヒット・シングル「HOW DO YOU DO IT」と「I LIKE IT」の作者であるMITCH MURRAYの曲です。個人的には前者2曲よりもこちらの方がビート・グループらしくて気に入っています。これは1stアルバム『HOW DO YOU LIKE IT?』に収録されています。

8は人気凋落気味であった1966年にリリースされたシングルです。起死回生のカッコいいビート・ロックですが、全く売れませんでした・・・。これはアメリカでの最終作『GIRL ON A SWING』に収録されています。

7~5は大名盤『FERRY CROSS THE MERSEY』に収録されています(7は先行シングルとしてもリリース)。実際のアルバムでは冒頭から7.6.5の順で収録されています。この秀逸な曲順は絶対に崩せませんね!どれも勢いに溢れたマージー・ビートの名曲です。これらも勿論自作曲です。

4は彼ら初のシングルA面自作曲(全英2位)です。やはりこれは外せないでしょう。実際にカッコいい曲です。良い意味で典型的なPACEMAKERSの曲だと思います。

3は1stアルバムの収録曲です。JOHN LENNONが歌いそうな曲ですし(実際に歌っていたような気が・・・)、リヴァプールやマンチェスターのビート・グループが数多くカバーしている曲ですが、それらよりも彼らの魅力の方が勝っていると断言出来ます。

2と1も『FERRY CROSS THE MERSEY』の収録曲です。これの1位と2位は順不同です。どちらもGERRY MARSDENのメロディー・メーカーぶりを証明する素晴らしい名曲です。

彼らの楽曲にはバラード系の楽曲に秀逸な作品が多いのですが、ここでは親しみやすいメロディーを持ったビート・ロックを中心にセレクトしてみました。
彼らの楽曲は理屈抜きに楽しいですし、思わず口ずさめるものばかりだと思います。

ちなみにこれらの曲は『HOW DO YOU LIKE IT?』と『FERRY CROSS THE MERSEY』の現行CDで全て聴くことができます。

というわけで、ここから4曲!






ついでにもうひとつ・・・

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PETE BEST "BEST OF THE BEATLES" [MERSEY BEAT]

アルバム・タイトルも凄いですが、ジャケットも凄いですね。
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このアルバムは、BEATLESをデビュー前に解雇された“オリジナル・ドラマー”PETE BESTが、1966年にアメリカのみで発表した作品です。


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IAN & THE ZODIACS "GEAR AGAIN - 12 HITS" [MERSEY BEAT]

IAN & THE ZODIACSはリヴァプールの出身のビート・グループです。

イギリス本国では不発だったが巡業先のドイツで人気が出たという、絵に描いたようなB級ビート・グループ人生を歩んだ彼らですが、ドイツのSTAR-CLUBから3枚、米PHILIPSから1枚、そして本国イギリスでは本作1枚のアルバムを残しています。

そんな彼らの本国での唯一のアルバムである本作は、英PHILIPS系列の廉価レーベルWINGから1965年にリリースされました。
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このアルバムは、1965年当時のヒット曲を彼らがカバーするという企画物です。

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BILLY J. KRAMER & THE DAKOTAS "BILLY BOY" [MERSEY BEAT]

BILLY J. KRAMER & THE DAKOTASの編集盤です。

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1966年(65年?)にEMI系の廉価レーベルMUSIC FOR PLEASUREからリリースされた本作には、
「LITTLE CHILDREN」(全英1位)、
「IT'S GONNA LAST FOREVER」、
「FROM A WINDOW」(全英10位)、
「TRAINS AND BOATS AND PLANES」(全英12位)、
が含まれています。

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SWINGING BLUE JEANS "HIPPY HIPPY SHAKE" [MERSEY BEAT]

マージー・サイドの武闘派(?)バンド、SWINGING BLUE JEANSのUS盤(全米90位)です。

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1964年に彼らの唯一のUS盤としてリリースされた本作には、
「HIPPY HIPPY SHAKE」(全米24位)、
「GOOD GOLLY MISS MOLLY」(全米43位)、
が収録されています。


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GERRY & PACEMAKERS "FERRY CROSS THE MERSEY" [MERSEY BEAT]

私にとって”マージー・ビート”といえばBEATLESよりも、GERRY & PACEMAKERSです。

BEATLESは何か違う世界のグループといった感じがします。

ここ日本では、ロンドンR&B系やモッズ系のグループの多くは再評価され、現在でも新しいファンを生み続けています。
それに対して、マージー・ビート系のグループはせいぜい懐メロバンド的な扱いしかされていません。

しかし、そのような評価しかされないマージー・ビート・グループが残した、ブリティッシュ・ロック史上に燦然と輝く大傑作があります。

それが本作、『FERRY CROSS THE MERSEY』(全英19位)です。


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