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地元のレコード店 営業していました。 [レコード店]

半月ほど前ですが、地元のレコード店を訪問してきました。

地元のレコード店を訪問するのは昨年末以来です。
5月末までは緊急事態宣言が出ていたこともあって外出を控えていました。
それ以降もしばらくはレコードを買いに行く気分になりませんでした。

しかし、その日は週末で天気も良かったので、久しぶりに地下鉄に乗って出掛けてみました。

訪問したのは、狸小路商店街周辺の4店舗、「ファイブ・ワン」、「KING KONG」、「Beat Records」、「フレッシュ・エアー」です。
このコロナ禍の中で閉店した店があるかもしれないと心配していましたが、どの店も無事に営業していました。

今回は各店舗が営業しているかどうかの確認がメインだったので、あまり買い物はしませんでした。
それでも、「KING KONG」でTHE TYMESのベスト盤(800円)と、
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「Beat Records」でTERRY REIDの1stアルバム(1800円)、
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の2枚だけは購入しました。

TERRY REIDのはよくある70年代以降の再発盤ではなく、米EPICイエロー・ラベルのオリジナル盤でした。
USオリジナル盤で1800円なら良い買い物だったと思います。


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第5回札幌レコード店ツアー 2019 [レコード店]

先日、いつもお世話になっている音楽ブログ『analog Beat』の管理人であるJDさんとご一緒に、札幌市内のレコード店回りをしました。

JDさんと札幌市のレコード店回りをするのはこれで5回目です。
実はブログの記事にしていなかったのですが、JDさんとは昨年の同じ時期にも「第4回札幌レコード店ツアー 2018」を敢行していました。

今年も昨年とほぼ同じルートでレコード店を訪問しました。

最初に訪問した店は、地下鉄東西線南郷通7丁目駅近くの「文教堂書店」(白石区南郷通8丁目北1-5)です。
文教堂書店は店舗の半分で古本、残りの半分で中古レコード・CDを扱っているのですが、パッと見ではとてもレコードを扱っているお店とは思えません。
しかし、ここは意外な掘り出し物が出てくることがあるお店です。
今回購入したのはこの盤です。
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ALBERT KINGの『YEARS GONE BY』です。
これはUSオリジナル盤か2ndプレスだと思われます。
元々の価格は1200円でしたが、持っていた200円の割引券が使えました。
他にも欲しい盤がいくつかあったのですが、最初の1店舗目から荷物を重くしてしまうのはどうかと思って自重しました。

昨年は文教堂書店から徒歩10分くらいの場所にある「サイクルレコード」(白石区本郷通(南)5丁目南4-18)も訪問したのですが、今年は時間が無かったので行きませんでした。
この店は日を改めて訪問したいと思っています。

その後、文教堂書店から歩いてすぐの場所にあるスープカレーの老舗店「マジックスパイス」(白石区本郷通8丁目南6-2)で昼食にしました。
昨年もこの店で食事をしたのですが、JDさんとは昼にスープカレーを食べるのが恒例行事になっています。

昼食後は、札幌市電の東屯田通り停留所近くにある「音楽創庫タナカ 」(中央区南22条西9丁目1-38電車通り)に移動します。
ここはマニアやコレクターの処分品など掘り出し物が期待できる店ですが、今回もそれはありました!
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『THE MOTOWN REVUE VOL.2』です。
USオリジナルのモノラル盤で、価格は驚きの800円でした!
これは再発盤だとしても安い値段です。
通常、オリジナル盤でこの状態なら4倍以上の価格が相場でしょう。

このお店で驚いたのは、混み合っていた店内に外人さんがいたことです。
札幌でも狸小路商店街の店なら外人さんがいても不思議ではありませんが、こんな場所(失礼!)にまで出向くとはびっくりしました。
昨今のレコード・ブームは地方店舗にも波及しているのでしょうか。

続いて、札幌市のレコード店密集地区である狸小路商店街に移動します。

まずは、狸小路1丁目近くにある「ファイブ・ワン」(中央区南2条西1丁目第3広和ビル2F)を訪問しました。
ここは札幌市内で最も新しくオープンした店で、地下鉄南北線平岸駅の近くにある「Page ONE」の姉妹店でもあります。
JDさんはこの店で数枚のレコードを購入されていましたが、私の収穫はありませんでした。

次は狸小路2丁目にある「KING KONG」(中央区南3条西2丁目)です。
ここで購入したのはこの盤です。
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ERIC BURDON & WARの『LOVE IS ALL AROUND』です。
帯付きの国内盤で元々の価格は1000円でしたが、10%割引のセール期間中だったので購入価格は900円でした。

続いて訪れたのは「Beat Records」(中央区南2条西4丁目)です。
このお店では新入荷が数多くあったのと、売れ残りの商品が大幅値下げになっていたので、非常に見ごたえがありました。
そんなわけで、ここでは3枚のレコードを購入しました。
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まずはJIMMY SOULの『IF YOU WANNA BE HAPPY』です。
USオリジナル盤のモノラル盤で、価格は2000円でした。
これは前から探していたアルバムですが、2000円という値段は格安です。
しかし、残念なことに盤面の状態はあまり良くありませんでした。
それでも音質にはそれほど影響がなかったので、購入して良かったと思います。

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次は『MOTOWN REVUE IN PARIS』です。
これもUSオリジナル盤で価格は1800円でした。
しかし、疑似ステレオ盤だったので少し躊躇しましたが、話のネタに購入してみました。
この疑似ステレオはまだ許容範囲内の音でした。

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最後は、THE WAILERSの『THE FABULOUS WAILERS』です。
NORTON RECORDSからの再発盤で、価格は500円でした。
このアルバムはNORTON盤のCDも持っていますが、この値段なら買っても良いでしょう。

狸小路商店街の最後は、狸小路7丁目にある「フレッシュ・エアー」(中央区南2条西7丁目)に行きました。
ここは札幌の有名店舗(?)です。
店内は混雑していましたが、ここでの収穫はありませんでした。
やはり、この店の価格は少し高いように感じます。
これまで私が購入してきたレコードの最高金額は2000円でしたからね。

「フレッシュ・エアー」を出た時点で時刻は午後6時半でした。
ちなみにJDさんはここまで10枚以上のレコードを購入されていました(笑)
元々の予定では地下鉄南北線平岸駅の近くの「Page ONE」に行こうと思っていたのですが、Page ONEの営業時間は午後7時までです。
そのため、地下鉄南北線北18条駅近くの「楽音舎」(北区北18条西5丁目)へ行くことにしました。
楽音舎の営業時間は午後8時までです。

しかし、楽音舎まで行ってみると、どういうわけか店が閉まっていました。
まだ時間は午後7時くらいだったのに・・・
(失礼ながら)店が潰れてしまったのかと心配したのですが、どうやら店主がレコードの引き取りに出かけていただけのようです。

というわけで、今回の札幌レコード店ツアーで営業時間中に訪問したのは全6店舗でした。
個人的には今までの中で今回の収穫が一番良かったように思います。

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2018年最後の買い物 [レコード店]

今年はレコードやCDをあまり買わない年でした。
そんなこともあって、地元のレコード店での買い物は数回しか行っていませんでした。

しかし、昨日は休みだったので、札幌市中央区の狸小路商店街周辺の「ファイブ・ワン」、「KING KONG」、「BEAT RECORDS」、「フレッシュ・エアー」と、地下鉄南北線北18条駅近くの「楽音舎」を訪問してきました。

今年最後の収穫は「ファイブ・ワン」で購入したレコード2枚と、「楽音舎」で購入した2枚でした。

まずは、「ファイブ・ワン」で購入した2枚です。
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GROUP THERAPYの『PEOPLE GET READY FOR GROUP THERAPY』と、
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ASSOCIATIONの『INSIGHT OUT THE ASSOCIATION』です。
どちらもUSオリジナル盤で、前者はステレオ、後者はモノラル盤でした。

GROUP THERAPYは後にKGBなどに参加するRAY KENNEDYが在籍していたグループですが、元の価格は2800円でした。
これは以前から目を付けていた商品でしたが、2800円はちょっと高いと感じていました。
しかし、「ファイブ・ワン」では年末・年始のセールを行っており、2000円以上の商品は3割引き、2000円未満の商品は半額になっていました。
そのため、GROUP THERAPYは1960円、ASSOCIATIONは400円(!)という値段でした。
勿論この値段なら迷わず買いました。
ASSOCIATIONのは持っていなかったアルバムで、背表紙全体に割れがありましたが盤面はきれいです。
背表紙の割れは修復できる状態だったので、非常にお買い得だったと思います。

狸小路周辺にある残り3店舗での収穫はありませんでした。
ちなみに「KING KONG」と「フレッシュ・エアー」でも2割引きセールをやっていました。

続いて、「楽音舎」で購入した2枚です。
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MARVIN GAYE & MARY WELLSの『TOGETHER』と、
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MIRACLESのベスト・アルバム『GREATEST HITS FROM THE BEGINNING』です。
どちらも80年代初頭の再発盤で、前者が980円、後者が1480円でした。
「楽音舎」でも5000円以上の購入で2割引きのセールをやっていました。

以上が今年最後の買い物でした。
どれも持っていなかったアルバムなので、まずまずの収穫だったと思います。

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6月の買い物 [レコード店]

先々月の話になってしまいますが、6月に地元のレコード店で買い物をしてきました。

訪問した店は3店舗です。

「文教堂書店」(札幌市白石区南郷通8丁目北1-5)
「Page ONE」(札幌市豊平区平岸1条9丁目2-17)
「Beat Records」(札幌市中央区南2条西4丁目)

結論から言うと、最初の2店舗では収穫がありませんでした。
文教堂書店はマニアやコレクターの方の大量処分があると面白い品揃えになるのですが、今回は特に変わった物はありませんでした。

Page ONEは値段が高すぎますね。
私の感覚で2000円前後の物が2800~3000円くらいで売られています。
品揃えは豊富なんですけどね・・・

最後のBeat Recordsでは下記の4枚を購入しました。

まずは、DC5の『5BY 5』です。
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USオリジナルのモノラル盤ですが、前に所有していたモノラル盤はジャケットがボロくて処分したので買い直しました。
価格は2500円くらいでした。
内容的にはわざわざ買い直す必要があるかどうか疑問なアルバムですけどね(苦笑)

次は、THE ANGELSの『MY BOYFRIEND'S BACK』
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USオリジナルのモノラル盤ですが、裏ジャケにウォーター・ダメージがあるために価格は1000円でした。
問題があるのは裏ジャケだけだったので、非常に良い買い物だったと思います。

さらに、THE AMERICAN BREEDの1stアルバム。
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USオリジナルのステレオ盤で、価格は1200円でした。
この辺は不人気盤なのでしょうか?

最後は、EARL VAN DYKE AND THE SOUL BROTHERSの『THAT MOTOWN SOUND』です。
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USオリジナルのステレオ盤で、価格は2000円でした。
これはインスト・アルバムですが、非常に興味深い内容でした。
買って良かったアルバムです。

また、6月には渋谷の某ディスクユニオンでも買い物をしました。

そちらの収穫は下記の5枚です。

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札幌市レコード店 新規オープン [レコード店]

私は全く知らなかったのですが、札幌市内にレコード店がオープンしていました。

店名は「ファイブ・ワン」、住所は札幌市中央区南2条西1丁目第3広和ビル2Fです。
この店は地下鉄南北線平岸駅の近くにある「Page ONE」の姉妹店(?)のようで、今年7月にオープンしています。

これで狸小路商店街周辺にあるレコード店は、1丁目に「ファイブ・ワン」、2丁目に「KING KONG」、(狸小路商店街から1本外れた通りの)4丁目に「BEAT RECORDS」、7丁目に「フレッシュ・エアー」と、ようやくハシゴすることができる環境になりました。

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さいたま・東京出張 [レコード店]

今週は埼玉と東京への出張でした。

今回は大宮駅近くのホテルが宿泊先だったのですが、夕食の後は暇だったので、散歩がてらディスクユニオン大宮店に行ってきました。
元々そんな予定は全く無かったんですけどね。

ディスクユニオン大宮店は昨年初めて行って以来、何度か訪問しているのですが、いつも会社帰りの人で混雑している印象があります。
そのせいもあってか、商品の回転はわりと早いように感じます。
不人気盤はいつまでたっても残っていますが・・・

買い物をする気が全く無い状態で店内に入ったのですが、結局3枚のレコードを買ってしまいました。
他にも2枚ほど買うのを迷ったレコードがありましたが、荷物が重くなるのでやめました。
今回はレコードやCDで持っていないアルバムを優先しました。

購入した1枚は、BEACH BOYSの『SHUT DOWN VOLUME 2』です。
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USオリジナルのステレオ盤で、価格は割引後で1620円でした。
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ジャケットや盤は少々くたびれていますが、音質は良いですね!
恥かしながら、このアルバムは未所有でした。
超メジャーなグループでも、ブリティッシュ・ビート系でなければ優先度が下がってしまいます。

残る2枚は、ELVISの『LOVE LETTERS FROM ELVIS』と、
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『FROM ELVIS PRESLEY BOULEVARD, MEMPHIS, TENNESEE』です。
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前者が70年代後半の再発US盤(ブラウン・ラベル)で、価格が割引後で215円、後者がUSオリジナル盤で、価格が割引後で305円でした。
両方とも状態は良好ですが、捨て値で売られていました。

ELVISのアルバムは(オリジナル盤・再発盤を問わずに)US盤で集めているのですが、60年代の一部のアルバムと70年代のアルバムは意外と見つからないです。
それでも70年代のアルバムはあともう少しです。

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大阪 日本橋 [レコード店]

大阪は行く機会が多い場所なのですが、あまり市内のレコード店を訪問することはありません。

レコード店へ行く時間があったとしても、行くのは心斎橋周辺のお店が多いです。
心斎橋にはお店が密集しているので、短い時間でも効率良くお店を訪問することができます。
心斎橋の他には梅田のお店にも行ったことがありますけど、大阪駅の周辺は行くたびに迷子になってしまいます(苦笑)

心斎橋や梅田の他に難波もレコード店の密集地帯だと思いますが、意外と行く機会がありません。
南海本線の難波駅なんかは乗換え等で使う機会が多いですけど、その近くで行ったことがあるお店は「フォー・エヴァー・レコード」くらいです。

しかし、先日少しだけ時間があったので、難波駅から少し離れた所にあるお店にも行ってみました。

とはいえ時間は1時間ほどしかありません。
複数のお店を見るには無理があるので、一軒に集中することにしました。

そこで訪れたのが「DISC J.J.日本橋本店」です。
DISC J.J.の他の店舗には以前行った記憶があるのですが、こちらは初めての訪問でした。

このDISC J.J.は大阪を代表するレコード店という印象があります。
店内は3フロアで、私の目指すLP売場は3階になります。
平日ということもあってお客さんの数はまばらでしたが、さすがに商品の在庫量は多いです。
これは探し甲斐があります!
また、陳列棚は整理されて非常に見やすかったですし、通路幅が広いのは好印象でした。
最近は棚が見づらくて狭い通路の店ばかりに行っていましたからね(笑)

品揃えの面は大型店ということもあって充実しています。
私は今回購入を見送りましたけど、黒人音楽物には掘り出し物がたくさん出てきそうな雰囲気です。
ロック系もよく探せばUKまたはUSオリジナル盤が出てきますが、それらはそれなりの価格になっています。
その他の商品の価格帯はわりとリーズナブルな感じです。
これはちょっと高いかな~と思う商品もいくつかありましたけど、全体的に見ると専門店的な値段の付け方ではないように思いました。
これなら良い買い物ができそうです。

そんな店内で探し出したのがこの2枚です。

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第3回札幌レコード店ツアー 2017 [レコード店]

先日、いつもお世話になっている音楽ブログ『analog Beat』の管理人であるJDさんとご一緒に、札幌市内のレコード店回りをしました。

JDさんと札幌市のレコード店回りをするのは昨年の夏以来3回目です。
前回はJDさんの移動が絡んでいたので訪問したのは3店舗のみでしたが、今回はたっぷりと時間があるとのことでした。
そこで、まずは札幌市の中心街から離れた場所にあるお店から訪問することにしました。

最初に訪問したのは、地下鉄南北線平岸駅から徒歩10分ほどの場所にある「Page ONE」(豊平区平岸1条9丁目2-17)です。
ここは前回訪問していないお店です。
お店に着いたのは開店時間の午前11時よりも少し前でしたが、店は開いていました。
このお店は少々行きにくい場所にありますが、それでも行ってみる価値はあると思います。
全体的に価格帯はやや高めに感じますけど、品揃えや在庫量は充実しています。

ただ、このお店にはレコードの背表紙を正面に向けて陳列している壁面の棚があるのですが、その中の商品を探すのが大変です。
そこには大量の在庫があって掘り出し物も出てきそうな雰囲気なのですが、棚には商品が隙間なく並んでいますし、目線よりも高い位置の棚もあるので非常に探しにくいです。
それに背表紙だけをずっと見ていると目が痛くなります(苦笑)
いつもなら心が折れてしまうのですが、店内を隅々と探して見つけたのがこの盤です。
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MARTHA REVEVES & THE VANDELLASの『SUGAR N' SPICE』です。
USオリジナルのステレオ盤で、価格は1580円でした。
やや高めの価格設定が多いこの店の中では非常にお買い得だと思います。
このアルバムはかなり前にネット・オークションで落札したことがあるのですが、届いたのはとんでもない針飛び盤でした。
それ以来鬼門となっていたアルバムでしたが、ストレスの無い状態で聴くのは実に良いですね(笑)

JDさんはこのお店では2枚のレコードを購入されていました。
そのうちの1枚は私から見てもちょっと変わったセレクトだと思います。

続いて、地下鉄南北線平岸駅からすすきの駅に向かい、すすきの駅から市電に乗り換えます。
札幌の市電はループ化しているので、どちらの方向に乗っても問題はありませんが、すすきの停留所から外回り方向に乗って東屯田通停留所で下車します。
東屯田通停留所のすぐそばにあるのが、「音楽創庫タナカ 」(中央区南22条西9丁目1-38電車通り)です。

東屯田通の停留所に着いた時点で時間はお昼過ぎになっていました。
ところが、周辺に昼食を取れそうなお店は見当たりませんでした。
厳密に言うと豚丼屋さんや喫茶店は近くにあったのですが、豚丼屋さんはなぜか臨時休業になっていました。
仕方ないので昼食は後回しにしてレコード探しを続行します。

音楽創庫タナカは近年のレコードブーム(?)で若い方が行きそうな小ぎれいな店舗と対極の位置にあるお店です。
立地的にもあまり良いとは思えない場所ですし、店内も薄暗くて通路幅も狭いので少々入りにくいかもしれません。
少なくともお洒落な雰囲気は皆無ですね(笑)
そんな雰囲気のお店でもマニアやコレクターの方々が定期的に処分に来ているのか、黒人音楽物を中心に品揃えは充実していますし、価格帯もわりとリーズナブルなので侮れません。
訪問時はお昼という時間帯もあって、他のお客さんはあまりいないと思っていましたが、常連さんらしいお客さんは何人かいました。
やはり、こういったお店には固定客がしっかり付いていそうです。
予想通りお客さんの平均年齢は高めでしたが・・・

このお店の商品は全てレコードの背表紙が正面を向いて陳列されています。
しかし、棚の中にレコードがぎっしりと詰まっているという状態ではないので、あまり探しにくさは感じません。
高い場所にある棚も手の届く範囲です。
通路幅が狭くて他のお客さんとすれ違うのは大変ですが、それは他のお店も似たようなものです。

このお店に来るのは半年ぶりくらいでしたが、黒人音楽物の在庫は結構回転しているように感じました。
新入荷の商品も多かったです。
私は購入しませんでしたけど、新入荷の1枚はかなりお買い得でした。
私の相場感では破格値だと思います。
その反面、ロック系の在庫は前回の訪問時と大きく変わっていないように思います。

このお店で私が購入したレコードです。
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OTIS WILLIAMS AND HIS CHARMSの2ndアルバム(なのかな?)『THIS IS OTIS WILLIAMS AND HIS CHARMS』です。
70年代以降の再発盤で、価格は1000円でした。
この辺の作品はレコード・CDを問わず見かけたら買うようにしています。

JDさんはこのお店でレコード4枚とCD1枚を購入されてしました。
このお店では昨年の訪問時に買い逃した物があったとのことでしたが、今回無事に購入できたようです。
それと前述した新入荷のお買い得盤もしっかり購入されていました。
非常に良い買い物をされていたと思います。

「音楽創庫タナカ 」を後にして市電ですすきのまで戻り、近くのスープカレー屋さんで昼食にします。
時間は午後2時過ぎになっています。
スープカレー屋さんでは、JDさんがブログ『analog Beat』で記事にしている、怪しげな企画アルバムについていろいろとお話をしました。
ブリティッシュ・ビートではBEATLESが頂点だとすると、それらは最底辺に位置するようなレコードですが、とても楽しいお話でした(笑)

昼食後、数分歩いて狸小路商店街の2丁目に向かいます。
そこにあるのは再オープンした「KING KONG札幌店」(中央区南3条西2丁目)です。
KING KONG札幌店は一昨年の末に閉店したのですが、今月から営業を再開していました。
再開した店舗も以前と同じ狸小路商店街2丁目の地下にあります。
商店街の中に店の看板はありますが、非常に小さいので見落とすかもしれません。
同じフロアにあるメイド喫茶の看板を目印にすれば間違いないと思います。

再オープンしたKING KONGは同じ地下でも、以前より一回り狭い店舗に変わっていました。
品揃えは以前と同様オール・ジャンルですが、店舗面積が狭くなった分、商品の密度が薄くなったように感じます。
以前は掘り出し物が多い店という印象があったのですが、今回はこれといった盤を見つけることはできませんでした。
でも、店はまだ再開したばかりですし、買い取りや新入荷もこれから増えてくることでしょう。
それに在庫があっても店頭には出しきれていないのかもしれません。
今後に期待です!

とはいっても、せっかく復活したお店で何も買わずに帰るのはちょっと嫌なので、このレコードを購入しました。
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ESTHER PHILLIPSの『AND I LOVE HIM』です。
70年代半ばの再発盤で、価格は1000円でした。
アルバム・タイトルのBEATLESカバーはちょっとしたヒットになっていますが、アルバム自体は未聴でした。

次は、「Beat Records」(中央区南2条西4丁目)に向かいます。
こちらは狸小路商店街の外にありますが、KING KONGからは歩いてすぐの距離です。
このお店もビルの地下にあるので、少々分かりにくいかもしれません。
同じ地下フロアには有名な飲食店があるようで、JDさんが見たテレビ番組で取り上げられていたようです。
そこはどうやら一見さんお断りのお店みたいですけど、目立たない地下にあるお店に一見さんが入ってくることは少ないと思います(笑)

Beat Recordsは黒人音楽やジャズが強いお店です。
ここには夏場にも訪問していたのですが、その時には新入荷の商品はありませんでした。
しかし、今回は新入荷の商品がありました。
それも60年代のR&Bやソウル系の素晴らしいレコードばかりです。
ただ、値段も素晴らしい・・・というか完全に専門店価格でした。
新入荷商品の中で買おうかどうか非常に迷った物もあったのですが、値段が高過ぎるように感じたので見送りました。
人気盤かつ貴重盤なので次回来た時には売れ切れているかもしれませんが、縁が無かったということで諦めるしかありませんね。
今回のレコード店回りで一番最初に訪問したのがこの店なら、多少高いと感じても購入したのかもしれませんが、後で訪問する店はどうしてもハードルが高くなってします。

最後に訪問したのが、狸小路商店街の7丁目にある「フレッシュ・エアー」(中央区南2条西7丁目)です。
現在の札幌市内で最も品揃えが豊富な店はここだと思います。
他の地域からお越しになった方にもお勧めできる内容のお店です。

このお店は立地も悪くないですし、入りにくい雰囲気もありません。
そういうこともあって、店内には結構お客さんが入っていました。
昭和に匂いがする音楽創庫タナカ よりも確実に客層は若いように感じます。
やはり、昨今のレコードブームの影響も多少はあるのでしょうか?

しかし、このお店には期待度が高い分、見る目も厳しくなってしまいます。
豊富な在庫の中には興味深い盤もいくつかありましたが、どれも値段が高過ぎます。
以前の記事にも書きましたけど、このお店の価格帯は私の相場感よりも2~3割くらい高いです。
勿論、相場よりも安い掘り出し物が見つかることもありますが、今回は見つけることができませんでした。

JDさんはこのお店で2枚のレコードを購入されていました。
そのうちの1枚は購入するのを少しためらっていたようですが、こういう時は迷わず買うべきだと非常に無責任なことを言ってしまいました。
ハズレのレコードだったらどうしましょう・・・

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ガール・ポップ [レコード店]

ひと月くらい前になるのですが、久しぶりに札幌市内のレコード店を訪問してきました。

行ってきたのは、札幌市中央区の狸小路商店街付近のレコード店です。
数年前まではこの地区にレコード店が集中しており、全てを見て回ると半日くらい時間がかかったものでした。
しかし、今は私が行くお店は2軒しかありません。

それは「フレッシュ・エアー」(中央区南2条西7丁目)と、「Beat Records」(中央区南2条西4丁目16乙井ビルB1F)です。

まずはフレッシュ・エアーを訪問。
前回の訪問時はまだ雪が残っていた時期だったと思いますが、その時と比べると新入荷の商品が増えているように感じました。
その中にはいくつか興味深いレコードもありましたが、残念なことに値段に問題がありました。
以前の記事にも書いていますが、このお店は平均価格が少し高めなのが難点です。
品揃えの充実度は文句無しなんですけどね。
2、3割引きのセールでもやっていれば、迷わず買っていたと思うのですが・・・
私は春先から出費が続いていたので、買い物にはかなり厳しくなっています。
フレッシュ・エアーでの買い物は見送って、Beat Recordsに移動します。

Beat Recordsは地下にあって少々分かりにくい立地ですが、黒人音楽物とジャズに強いお店です。
とはいっても、私はジャズについては全くの門外漢なので、ここでの見当ては60年代R&B・ソウル系のレコードです。
特にMOTOWNの私が所有していないタイトルのレコードでもあればと思って探したのですが、残念ながら収穫はありませんでした。
MOTOWNだけではなく、黒人音楽系のレコードはあまり新入荷商品が無いように感じました。
しかし、意外なことに(?)それ以外のジャンルの商品は、結構な数の新入荷がありました。
この店はロック系も侮れません。

そこで購入したのが、この2枚です。
どちらもUSオリジナルのモノラル盤で、価格は2000円くらいでした。

まずはLESKEY GOREの『CALIFORNIA NIGHTS』です。
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タイトル曲は彼女最後の大ヒット曲です。
そして、この曲を含む10曲中7曲がBOB CREWEのプロデュースです。

この時期の彼女は以前のようなヒット曲は少なくなっていました。
それに年齢的にも大人になっています。
今までのイメージを一新したくての新プロデューサー起用なのでしょうが、あまり彼女には合っていないような気がします。
タイトル曲なんかの雰囲気は悪くないのですけど、特別に良いという程でもありません。
アルバム収録曲の残り3曲は従来どおりQUINCY JONESのプロデュースですが、そちらの方が彼女の魅力を引き出せていると思います。
アルバムの内容的には少し消化不良気味ですけど、良い意味で時代を感じさせてくれるジャケット・デザインはいい感じです!

もう1枚は、JACKIE DESHANNONの『ARE YOU READY FOR THIS?』です。
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これは非常に良いアルバムですね!
今までの彼女は「フォーク・ロックの歌姫」みたいなイメージがありましたが、ここでは完全にポップに突き抜けています。
ジャケットのデザインもそんな印象を強めています。
それに彼女の自作曲も完成度が高いです。
ズバリSUPREMESなんかが歌っていそうなMOTOWNっぽい曲が多いですが、彼女の歌唱を含めて全てがカッコいいです。
このアルバムの一部は英国PYEレコードのスタジオで録音されたようですけど、女性コーラスなんかはBREAKAWAYSあたりなんでしょうかね。
バックの演奏には彼女と親しかったJIMMY PAGEも参加しているかもしれませんね。

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レコード・CD購入再開! [レコード店]

今週は関東・東北方面への出張でした。
連日、暑い日が続いていますが、北海道に帰ってきても暑いのには参りました(苦笑)
毎晩寝苦しくて困っています。

しばらく放置していた本ブログですけど、更新をしなかったのは忙しかったこともありますが、3月から先月くらいまでレコードやCDを全く購入していなかったからでもあります。
春先以降は娘の進学などで出費ばかりが増えていました。

しかし、先月末から少しずつレコードやCDの購入を再開しています。
今回も大宮と盛岡のレコード店で少しですが、買い物をしてきました。

まず訪問したのは、大宮のディスクユニオンです。
大宮は行く機会が多い場所ですが、この店を訪問するのはしばらくぶりでした。

店内にはコレクターの方が処分したのか、オールディーズ系のUSオリジナル盤や再発盤が数多くありました。
しかも、どれもほぼ捨て値の状態です。
中には状態が良い物もいくつかあって、購入するかどうかを非常に悩んだのですが、持ち合わせもそれほどありませんでしたし、出先なので荷物が増えすぎると後々困ります。
なので、今回はそれらの大半を泣く泣く見送りました。
これが地元の店だったら間違いなく買っていたと思いますが・・・

そこで厳選(?)したのが、この2枚です。
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SEEKERSの解散ライヴ(?)『FROM THE TALK OF THE TOWN』のUK盤です。
彼らのEMI期のスタジオアルバムは持っていますが、このライヴ盤は未所有でした。
購入金額は950円です。
盤の状態は良好、ジャケットには汚れがありましたが、コーティング・ジャケットなので拭けば落ちそうな汚れです。
ただ、ジャケットの”COLUMBIA”のロゴ部分に”PARLOPHONE”のシールが貼られていました。
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裏ジャケも同様です。
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レーベルはオリジナルですと”BLUE COLUMBIA”のはずですが、こちらは1マークのEMIラベルの上に”PARLOPHONE”のシールが貼られています。
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レーベル面には謎の深溝もありますね。
これは69年頃に英国でプレスされた盤だと思われますけど、輸出仕様盤なのでしょうか?
よく分かりませんけど、期待していた以上にアルバム自体の内容が良かったので満足しています。

もう1枚はFREDDIE & THE DREAMERSの『DO THE FREDDIE』です。
P7150018.JPG
こちらはUSオリジナルのステレオ盤で、購入価格は850円でした。
盤もジャケットも良好でしたが、捨て値同然で売られていました。
このアルバムはちょくちょく他の店でも見かけることはあったのですが、価格が妙に高かったりしました。
でも、この価格なら間違いなく”買い”だと思います。
これで彼らのUSオリジナル・アルバムはコンプリートです。

このアルバムは結構楽しめる内容でした。
表題曲は文句無しに楽しいですし、彼らの自作曲も悪くありません。
彼のUSアルバムの中では最も充実しているかもしれません。

続いて、盛岡での収穫です。

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